「Reading Drills」【目次】
授業でやってる「Reading Drills」で使うプリントをPDF化してここで公開します。先ずは、「英語のロジック」す。これは段落の基本構造を図式化したものです。そして、段落で著者が自分の主張を展開するときに使うのが「対立の論理」「同格の論理」「因果の論理」の3つです。さらに、著者が何か言いたいことを付け加えたり(追加の方法)、結論を述べるときによく使ったり(結論の方法)、具体例を挙げたり(枚挙の方法)、主張を述べるときによく使ったり(主張提示の方法)する表現もまとめてあります。
「Reading Drills」は「予習プリント」、「問題プリント」、「解説・全訳プリント」の3つで1つのセットになります。予習プリントの英文をスラッシュを入れながら読んでください。スラッシュの位置は授業で説明している通り、文頭副詞の後ろ、文末副詞の前、ETの始まりと終わり、toやingやthatの直前、「前置詞+名詞」の直前です。よく分からなければ、「解説・全訳」の見取図を見て勉強してください。これをやるか、やらないかで、君の英語力は格段に違ってきます。楽しんでくださいね!
授業で何度も言ってますが、ここでもう1度繰り返しておきます。いつも同じ手続き・手順で問題を解きなさい。問題を解くたびに違うやり方で解いてると、間違えたときに、何が原因で正解にたどり着けなかったのかが分かりません。毎回同じ手続き・手順で解いているから、失敗の原因を解明できるのです。例えば、主張文を見つけられなかった、そこからテーマを抽出できなかった、主張文と具体例の同格関係にきがつかなかった、主張文の理由・根拠をつみけられなかった、などなどです。大切なことは、答えは絶対に本文中にあるということです。文の雰囲気から漠然とそれが正解だということはありません。本文中のここにこう書いてあるからそれが正解なんです。同じように、毎回同じ手続き・手順で英語を読みなさい。今、授業でやっているスラッシュ・リーディングを早く会得しなさい。あ、世間で一般的に言われている「スラッシュ・リーディング」と薮下のは全然違いますからね!忘れた子は「英語の読み方」の記事を全部読んで勉強してください。
【8月3日】目次の構成を変えました。「予習プリント」をやめて、右側にブログ記事の解説へのリンクを張りました。こうしたのは「ReadingDrillsの記事を自分の読みたい回まで下りて行って探すのが面倒だ!」という意見をたくさんの子から聞いていたからです。そこで、今回は緑色の部分を付け加えました。例えば「第1回(1)」をクリックすると、ReadingDrill第1回の最初の講義にすぐにたどり着けます。
特に第11回から第16回までは、今年のセンター試験の英語を解説しています。ここは絶対に読んでおいてください。これから少し時間ができるので、第22回の慶応大学経済学部の英語を解説してゆきます。ご期待くださいね。