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ReadingDrill第22回(1)

今回からReadingDrill第22回の解説をやります。夏の補習の第2タームで第41回まで行ったので、ブログの解説記事の方が大幅に遅れてます。早く追いつかないといけません。
第22回からはしばらく慶應大の長文を勉強します。慶応大の長文は論旨が明快でとてもキレイです。なぜキレイなのかというと、慶応大の論説文やエッセイは、2つの事実の間にある因果性がハッキリと示されているからです。つまり、「Aが原因で、その結果Bが起こる」とちゃんと書いてあるわけです。
あ、ここでちょっと復習です。
不注意が原因で(その結果)事故が起こる。
Carelessness  results in accidents.
Carelessness  leads to accidents.
Carelessness causes accidents.
inは「最終形状のin」。つまり「inA」で「最後の形はAになった」というわけです。だからinの右側に「結果」が来ます。こんな具合です。
彼女はケーキを切って(その結果)2つにした。
She cut the cake in two.
toは「指さすto」で「結果を指さす」ので、やっぱりtoの右側には「結果」が来ます。こんな具合です。
トミーは一生懸命勉強したが、結局成績が上がらなかった。
Tommy studied hard to no purpose.
だから、inとtoが出てきたら、その上に右向きの矢印(→)を書き入れます。
他動詞のcauseは前置詞なして直後に「結果」が来ます。
喫煙は肺がんを引き起こす。
Smoking causes lung cancer.
だから、この3つの慣用表現のAには原因Bには結果が来ます。
result in
lead to
cause
一方、Ais the result of Bになると、同じresultを使っていても原因と結果が逆転します。
事故は不注意の結果起こる。
An accident is the result of carelessness.
どうしてかというと、offromと一緒で「それが原因で、すべてはそこから起こる」わけです。だから、of や fromが出てきたら、その上に左向きの矢印(←)を書き入れます。そして、Aには結果、Bには原因が来るわけです。
A is the result of B
この4つの原因・結果の表現をちゃんと理解していないと、慶応大の問題は解けません。
あ、もう1つ覚えておいて欲しい表現があります。
ホイップクリームと一緒になったスパゲティは、ひどい味だ。
Spaghetti combined with whipped cream tastes really terrible.
Spaghetti and whipped cream tastes really terrible.
combined with BはA and B と同じだと考えていてもOKです。続きは次回にします。

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