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ReadingDrill第2回(3)

さて、今回は設問4の内容一致問題を解説します。
マーカの抽出の仕方のポイントは次の6つです。
1.その設問に独特の「名詞」をマーカとして抽出する。
2.特に、「固有名詞」や「数字」は理想的なマーカになる。
3.他の設問にも登場する「名詞」はマーカにならない。
4.1語の「名詞」が抽出できなければ、名詞相当語句(不定詞、動名詞、A of Bなど)をザックリとマーカにする。
5.それでもダメなら確定的な要素(時、場所、条件)をザックリとマーカにする。
6.やむを得ず副詞や形容詞をマーカにしても、動詞はマーカにしない。
今やっているドリルは、内容一致問題がこの1題しかないので、1は無視してください。でも、他の設問にも同じ名詞が出てくる場合は、その名詞はマーカとして不適切であることは言うまでもありません。そして、今までに2を勉強しました。今日は5を使って解いてみましょう。「それでもダメなら」と書いてますが、確定要素をマーカにするのもとても有効なやり方です。「確定要素」というのは、絶対に本文中に出てくる内容のことです。つまり、その内容が正しいことが確定的なわけです。では、設問文から「確定要素」を抜き出してみましょう。
本文から、( )を目的として、ダン=オースティンは88バイクスを設立した
According to the passage, Dan Austin established 88Bikes in order to (     ).
空所は、88バイクスの設立目的を尋ねているので、「ダン=オースティンが88バイクスを設立したこと」は確定要素です。つまり、必ず本文中にそのことが書いてあるはずです。探してみるとこうなります。
Writer, filmmaker, and bicycle touring enthusiast Dan Austin is saving the world, one bicycle at a time.  In 2006, Austin, along with his brother Jared and their friend Nick Arauz, started an organization called 88Bikes, based in the USA.  It is a non-profit group that buys new bicycles for kids in need around the globe.  In less than four years, the group has given away nearly 800 bicycles in seven different countries.  And they’re not done yet.  In fact, they’re just getting started.
青い部分が「確定要素」です。じゃあ、その目的はどこに書いてあるのかと言えば、その次の文の赤い部分です。これが根拠文になります。だから正解はAだと分かります。ね、「確定要素」をマーカにすると、根拠文が見つけやすいでしょ!
According to the passage, Dan Austin established 88Bikes in order to (     ).
(A) provide bicycles to needy children
(B) promote bicycle tourism around the world
(C) collect and repair used bicycles for charity
(D) recycle old bicycles not needed by his friends
根拠文と選択肢の英語とは「1.同じ意味の単語どうしの置き換え」です。つまり、buy=provide、in need=needyというわけです。ここから、19日に配布した「同意語ファイル」がとても重要だと言うことが分かります。今やってる単語集の勉強も大切ですが、出る単語を覚えないと合格はできません!

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