【講義ノート67】「ことシリーズの書き換え」その1
■彼女は自分が今、看護師であることを誇りに思っている。
She is proud that she is a nurse.
=She is proud of being a nurse.
■彼女は自分が昔、看護師であったことを誇りに思っている。
She is proud that she was a nurse.
=She is proud of having been a nurse.
ここやここでも一度しゃべりましたが、講義ノートでも再度簡単にまとめておきます。先ず、この書き換えが3つのことシリーズの動名詞と従属接続詞thatとの間の書き換えだと言うことが大切です。 ▼彼女が看護婦であること(基本形)
for her to be a nurse
her being a nurse
that she is a nurse
▼彼女が看護婦だったこと(完了形)
for her to have been a nurse
her having been a nurse
that she was a nurse
■彼女は娘が看護師であることを誇りに思っている。 She is proud that her daughter is a nurse. =She is proud of her daughter(‘s) being a nurse. 誇りに思っているのも彼女、内容も彼女自身のことなら、her being a nurseとはせずにbeing a nurseだけでOKです。でも、誇りに思っているのは彼女、内容が彼女の娘のことなら、ちゃんとher daugher(‘s)を入れてやる必要があります。あ、普通はアポストロフィS(‘s)は付けません。
そして次に、「be動詞+形容詞」がまるで群動詞のような働きをしていると考えてください。つまり、is proudで「誇る」という句動詞みたいなもので、「何を(目的語)」の所にことthat+文のシリーズが来ているわけです!また、is proud ofで「誇る」という句動詞みたいなもので、「何を(目的語)」の所に動名詞のことシリーズが来ていると考えるわけです。ね!シックりいくでしょ!こういうのが結構たくさんあるのです。「be~of」のパターンにハマっているのだけでもこれだけあります。青色のところまでは覚えておいてください。
・be proud of
・be afraid of
・be sure of
・be aware of
・be ashamed of
・be conscious of
・be certain of
・be confident of
・be convinced of
他にも「be~for」とか「be~at」というのもあります。
・be sorry for
・be anxious for
・be disappointed at
あ、実はbe proud ofが句動詞だというのは真っ赤なウソで、「句動詞みたいなもの」と呼んだのもそのためです。他動詞「誇る」にはprideというのがちゃんとあって、その目的語は必ず「自分自身」でないといけません。こんな具合です。
■彼女は自分が看護師であることを誇りに思っている。
She prides herself on being a nurse.
つまり、「誇る」の後ろには「人」が来ないといけないわけです。主語と目的語がイコールの場合に目的語は再帰代名詞化しますね。だからoneselfになっているだけです。で、話を戻すと、She is proudで文は完結していて、「何に関して?」に応えているのが「関連のof」です。そして、普通ならofの後ろにことシリーズがそのまんま続きます。こんな具合です。
▼彼女は看護師であることを誇りに思っている。
She is proud of being a nurse.
=She is proud of that she is a nurse.
でも、of that~って、とってもつながりが悪いので、ofが脱落してしまったというのが本当のところです。でも、そんなこと知っていてもあんまり役に立たないので忘れてください。「句動詞っぽい」「句動詞みたいなもの」でOKですよ!
【第17章 動名詞(1)】
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This was written by
yabu. Posted on
月曜日, 12月 12, 2011, at 11:23 AM. Filed under
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