【講義ノート63】「seemの3つの使い方」
■彼女は幸せだ。
She is happy.
■彼女は幸せそうだ。
She seems happy.
She seems to be happy.
It seems that she is happy.
「彼女は幸せだ」が断定的表現であるのに対して、seemを使った「彼女は幸せそうだ」は話者の推定的表現です。自分の意見を主張するのに、断定的表現を使うのはバカか天才かのどちらかだけなので、普通の人なら推定的表現を使います。だから、論文やエッセイにはseemが多用されます。
seemは3通りの使い方ができます。She is happyを基本形だとすると、こうなります。
①基本形のbe動詞をseemに置き換える。
②基本形の本動詞の前に、助動詞seem toを挿入する。
③It seems that+基本形にする。
こうして出来上がったのが、上の例文です。文の形が3つとも違うのだから、本当は少しずつ意味内容も違うのですが、受験英語では3つとも全く同じ意味だと考えて問題ありません。言い換えると、書き換え問題に出てくる「ほぼ同じ意味を表す英文」なわけです。③のItは形式主語です。真主語はthat以下なのですが、それを元に戻すことはできません。
▼彼女は幸せそうだ。
That she is happy seems.(×)
【第15章 不定詞(3)】
・
This was written by
yabu. Posted on
土曜日, 11月 26, 2011, at 8:30 AM. Filed under
「ヤバイ英文法」. Bookmark the
permalink. Follow comments here with the
RSS feed. Trackbacks are closed, but you can
post a comment.
Post a Comment