■彼がその原因を長々と説明したのですが、とても理解するのが困難でした。
His long explanation of the cause was very difficult to understand.
名詞表現は動詞化するとキレイな日本語になります。ここでも「彼のその原因の長い説明」とやるんじゃなくて「彼がその原因を長々と説明したこと」と動詞化してやるわけです。その際に気をつけると良いのが、A of Bが「BがAする」なのか「BをAする」なのかという点です。じゃあ、例文のA of Bはどっちでしょうか?あ、ちなみにA of Bの「A」も「B」も名詞じゃなければなりません。
◇原因を説明すること
his <explanation> of <the cause>
A of Bの「A」のところには動詞由来の名詞が来てます。explanation は他動詞 explainから派生した名詞ですね。そして、「B」の the cause は explain の目的語(何を)になってます。だから、「BをAする」と訳出すれば良いのです。この of は「目的格の of」と呼びます。
◇大統領が到着すること
<the arrival> of <the President>
やっぱり「A」のところには arrive 由来の名詞が来ています。arriveは「到着する」という自動詞ですね。そして「B」はその主語になっているのが分かります。だから、「BがAする」と訳出すれば良いのです。この of を「主格の of 」と呼びます。
もちろん、それぞれ「彼のその原因の説明」とか「大統領の到着」とやっても悪いわけではありません。でも、英語的な名詞表現の中に隠れている動詞を探し出して、その動詞が自動詞ならば「BがAする」、他動詞ならば「BをAする」と訳出してやれば、採点官は感動して君の答案に点数をあげたくなること請け合いです。
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4 Comments
今日あのあともう一度職員室にいったのですが先生はもういらっしゃらなかったのでここに投稿します
また英語問題総整理の質問です
今否定をやっています
それの部分否定をやっているんですけど、Point147なんですがnot bothが「両方ともが~というわけではない」というのがよく分かりません
例えば右の問567のAの文の訳は
どうして「私は歌手の両方ともに会わなかった」にならないんですか?
風林火山君、ごめんなさい。木曜日はお袋を病院に連れて行かねばなりません。質問のnot bothですが、「両方に会ったわけじゃない」と「両方に会ってない」では全然意味が違っていますね。だから、誤解を避けるための工夫が必要なわけです。そこで、部分否定で使う言葉と全体否定で使う言葉を別々にしたわけです。部分否定ではbothを使い、全体否定ではneitherを使います。そうすれば、無用の混乱を避けることができるわけです。
期末テストについて質問です。レッスン10の文章番号6についてですがこの文章を関係代名詞を使った文にしたらどういう文になりますか?
female staff who can take care of female patients、different days when he can examine men and womenとなります。
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