■彼女は親切にも僕に道を教えてくれた。
She was so kind as to show me the way.
She was such a kind girl as to show me the way.
歴史的に見ると、as toがtoになったと第36構文のところで書きました。覚えてますか?ですから、この as to は、彼女がどの程度親切なのかを説明している「程度のto」だと考えて良いわけです。「程度のthat」に「程度のto」ですから、とても覚えやすいですよね。
さて、このtoは「判断の根拠」だと解釈することもできます。現代米語で普通に使われる次の口語表現を見てください。
◇彼女は親切にも僕を手伝ってくれました。
She was so kind to help me.
=She was very kind to help me.
ここでもas toがtoになってますよね。つまり、米口語では確実にasが脱落しつつあるわけです。そしてsoには「とても」「非常に」の意味があるので、「彼女はとても親切でした」、なぜ?どうして?、「僕を手伝ってくれたので」と発想できます。この「なぜ?どうして?のto」は学校で「判断の根拠」と習ったやつです。さあ、理屈が分かったら、覚えやすい方を使って、親切シリーズのこの例文を2つ、頭に入れておいてください。
それでは、類題を解いてみましょう。
He was kind enough to show me the way.【as to】
= He was so kind ( )( ) show me the way.
■彼は親切にも道を教えてくれた。
Would you be kind enough to direct me to the library?【so / as】
= Would you be ( ) kind ( ) to direct me to the library?
■すみませんが、図書館へ行く道を教えてくれませんか。
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