さて、ここでは全体の数が2つ(2人)の場合を考えます。前回と同様に「部分否定」は「部分肯定」に書き換えます。
■彼らは二人ともお金持ちであるわけではない。(部分否定)
Both of them are not rich.
■彼ら二人のうち一方が貧乏である。(部分肯定)
One of them is poor.
Either of them is poor.(△)
bothは「2つのうちの両方」、neitherは「2つのうちどちらも~ない」という意味の名詞。だから「全体否定」はneitherを使います。これも同じ意味の「全体肯定」で書き換えます。
■彼らは二人とも金持ちではない。
Neither of them is rich.
■彼らは両方とも貧乏である。
Both of them are poor.
either、neitherは単数主語ですから、be動詞はareではなくisが正解。会話などでthemに引きずられてareを使う人がいますが、間違いです。また△についてはここを参照してください。
・
2 Comments
文字がずれているんで修正してもらえますか?
訂正しておきました。ありがとう。
Post a Comment