進研模試・総合学力記述模試・4月(3)
前から、この間受験した進研模試を「マーカ抽出法」で解いています。
アElectromagnetic radiation from electronic devices is not harmful to human health.
イWhen birds are kept in a laboratory, they don’t know when it’s time for them to migrate.
ウBirds caged in the city had trouble facing the direction they should migrate.
エKirschvink says that the research by Mouritsen’s team was not well-organized.
オMouritsen invented a new screen that protects us from electromagnetic radiation.
カMany scientists proved that electronics confuse animals’ magnetic sense.
今回は選択肢ウの正誤を判別します。
ウBirds caged in the city had trouble facing the direction they should migrate.
faceは、名詞の「顔」以外にも「顔を向ける」の意味の動詞で使えます。そこから、この選択肢は「都市でカゴに入れられて飼われている鳥たちは、渡りをする方向に向かうのが困難である」くらいの英語だと分かります。マーカになる名詞は赤い部分です。なぜなら、カゴで飼ってる鳥が、渡るべき方向に飛んで行けるのかどうかは分かりませんが、「都市部でカゴで飼ってる鳥」や「渡りをするときに向かう方向」は本文中に出てくるはずだからです。
¶4 He and his colleagues studied European robins. They took some birds outside the city of Oldenburg to a rural area with low electromagnetic noise. There, the birds had no problem figuring out which way to turn. But birds caged in the city were confused. They were likely to face in the correct direction only when they were shielded from electromagnetic radiation.
第4段落にマーカがヒットします。the direction they should migrateがthe correct directionになってますが、そのくらいの変化には対応できないとダメですよ。
これで選択肢は3つ目ですから、ここで確実なことが1つ分かります。つまり、設問の順番とストーリの展開が一致するということです。これはとても素直で平易な問題ですから、次のマーカが出てくるまで安心して読み飛ばすことができます。すると、下線部でマーカがヒットして、さらにそれが根拠文になってるのが分かります。Butの直後には主張が来ますから、「主張文」と「根拠文」が一致しているのが分かります。それに「対立」ですから、その直前の文も読んでおく必要があります。
ウ 都市でカゴに入れられて飼われている鳥たちは、渡りをする方向に向かうのが困難である
「そこ(農村地域)で、鳥たちはどっちへ向かって飛んでいって良いのかを難なく見つけることができる。でも、都市部でカゴで飼われている鳥たちは混乱する」
読み比べれば分かるとおり、内容は完全に一致しています。だから、ウが正解だと分かります。
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