Skip to content

今日のハッピーアワー(25)

-エッティンガー ヘーフェヴァイス-
やまやで売られている、PBの輸入品である。4種類出ている。ピルスナータイプ2種、それにヴァイス、シュヴァルツである。シュヴァルツを除く3種類の中(シュヴァルツだけはまだ飲んでいないので)で、筆者はへーフェバイスが一番気に入っている。
oe1へーフェヴァイスとは「酵母・白い」という意味であるが、これは小麦の麦芽を多く使って作るもので、色が薄いことと、酵母が濾過されずに入っていることからのネーミングである。このタイプのビールの最大の特徴は、苦みが無くバナナに例えられる芳香が感じられことである。筆者はこのタイプが大変好きで、飲みに行って、そこにあれば必ず注文する。家で飲むのは岩手から取り寄せる「ヴァイツェン」が主だ。この「ヴァイツェン」がヴァイスビアでは筆者のベストである。よって、この「ヴァイツェン」をリファレンスに「へーフェヴァイス」の感想を述べる。
さて、まずグラスに勢いよく注ぎ、泡が少し落ち着いた頃にゆっくりと注ぎ足し、最後は缶に残った分を缶をゆすぐように振ってから注ぎ入れる。すると缶の底に溜まっている酵母の澱が一緒に出てきて、グラスの中が白濁する。これで準備完了。
oe2結構冷えているにもかかわらず、泡は、細かめでもっこりと持ち上がり、なかなか消えない。香りは、強くないながらも“バナナ”を思わせる。味は、苦み無く、酸味があり、よく言えば、爽やか。言い方を変えれば、ちょっと味が薄い。もっとも、筆者が好きな「ヴァイツェン」は、トロリとしていて、一本飲んだだけで食事をしたような満足感があるものだから、そちらの方が特別で、この「へーフェヴァイス」は普通だと言うことができる。比べやすくいえば、あの銀河高原の「小麦のビール」に近い。
oe3価格は330ml入って198円だったと思う。この価格で他のピルスナータイプ2種(ピルスとエクスポルト)をわざわざ選ぶ気は、正直筆者にはないが、このへーフェヴァイスは別だ。国産の大手ビールメーカーが出していないからだ。
ただし、何にでも調和するとは思えないので、食事中にやるなら、メニューを選ぶ必要がある。おすすめは、チーズを使ったもの(グラタンとか)、マヨネーズを使ったもの(エビマヨ)フライドチキンなどだ。
・Toshihiro Kanenobu

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*