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ReadingDrill第20回(4)

前からReadingDrill第20回の解説をやっています。今日は設問5の和訳問題について考えます。
The best citizen science projects are win-win situations.  On the one hand, the scientific community gains access to far more data than they would otherwise have, while spending less money.  On the other hand, citizen science is good for the general public: it gets people out into the natural world and involved in scientific processes.  Additionally, when people take part in a well-designed study that includes training to use equipment, collect data, and share their findings, they have the satisfaction of learning about new ideas and technologies.
国立大学2次の下線部訳として出題されてもおかしくない英文です。下線部のポイントは次の4つ。
well-designed studyは「上手にデザインされた研究」じゃ変だから「十分に練られた研究
・右のstudyが左のthat以下で説明されていて、右のtrainingが左のto以下で説明されている。
andが結んでるのは、直後に注目すると原形のshareだから、直前に原形を探すと「to+原形」だから、useとcollectとshareの3つが結ばれていることが分かる。
A of Bingは「同格」だから、ちゃんと「新しい科学理論や技術をみにつけたという満足感」と訳出する。
おいしいものを食べたという満足感があった。
I had the satisfaction of eating delicious food.
特に、andが結ぶものの特定と同格のofの訳出がミソ。well-designed studyも日本語にしづらい。
【全訳例】その上、道具を使い、データを集め、研究結果を共有するための訓練を伴う、十分に練られた研究に参加すれば、新しい科学理論や技術を身につけるという満足感を味わうことができるのだ。
これで、昨年度講義したReading Drillsの全ての解説が終了しました。次回からは今年度の講義をやります。

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