Skip to content

今日のハッピーアワー(24)

-京風?-
「京都麦酒ケルシュ」である。
kel1ケルシュというのは、ドイツのケルンで規定通りに作られたもののみにつけられる名称らしいから、このネーミングで良いのだろうか。この「京都麦酒」は黄桜酒造が製造するもので、黄桜酒造は伏見にあるので、“フシミッス”ぐらいにしておかないとまずいのではないかと心配してしまった。
さて、結構冷やしてあるが、グラスに注いでみると、泡立ちがよい。そして色は薄い黄金色。酸味はしっかりあり、苦味は弱い、味は薄いという印象。だからスーッと飲んでしまう。香りは、弱めながらさっぱりしていて、吟醸酒のような華やかなもの。まさか日本酒の酵母が混ざっていたりして。他に「蔵のかほり」というのがあるから、それと入れ替わっていたりして。まあそれはないだろうけど、ちょっと、ビールにしては不思議な香りだ。
ケルシュというのは、発酵には、エールのように上面発酵酵母を使い、ピルスナーと同じように低温長期熟成の手法を用いるということだから、このビールはそれが見事に結実していると言っていいだろう。上記感想と一致している。
結構気に入ったが、欠点が二つある。一つは手に入りにくいこと(これは京都駅で買った)。
二つ目は値段が高いこと(ただし、地ビールの中では値段をよく抑えてある方だ)。
kel2「ソーセージを野菜とリンゴで煮て」
当然だけどビールと一緒で違和感はない。
kel3スパゲッティも食べちゃった。
結局、このビールは、ピルスナーとして飲んじゃって良いと思うが、香りがやっぱり特徴的で、何か日本酒やワインを思わせるものがあるので、今度は鱧(ハモ)でやってみたい。いや、カルパッチョでもやってみたい。その時には是非、
「おいでやす~う。」

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*