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今日のハッピーアワー(22)

-中庸?-
褐色の余韻。
クラフトマンズビアと銘打った、全国のイオングループ酒類取扱店(「イオン」「ダイエー」「マックスバリュ」などで限定販売されているシリーズの第三弾(?)だ。商品説明によると「香ばしく甘い香りと深いコクを感じる余韻を実現しました」ということである。
味の感想を述べる。
yoi1苦みは弱い、甘みがある。色はゴールデンエールとレッドエールの中間のような濃さ。キャラメル麦芽のせいか、甘く香ばしい香りがする。エールということから想像する柑橘系の香りは感じられない。人によっては「プレモル<コクのブレンド>」みたいだ、と感じるであろう。
「上面発酵酵母」使用ということと“クラフトマン”ということから、本格的なエールを期待あるいは想像してしまう人にはダメだ。“原理派”エール愛好家からは「物足りないなあ、こんなのはエールじゃない!」となる。例えるとすると、中華料理と中華風料理の違いと言ったらいいのだろうか。冷や奴をおろし生姜とネギを薬味に、醤油を垂らして食べるとすると、その薬味にニンニクと豆板醤を加えて、醤油にごま油を混ぜたものをかけると“中華風”になる。おとうさんの冷や奴は前者の冷や奴。おとうさんからすれば、“中華風”の方は「冷や奴じゃない!」となるかもしれないということだ、ちょっと説明に無理があるけど。でもね、いつもは特に冷や奴を好んで食べない人とか、飽きている人には、“中華風”にすることで「こんな食べ方があったんだ」「おいしくなった」と喜んでもらえるかも知れない。
筆者には、ちょっと拍子抜けにはなったけど、また飲んでみようという気になった。食事をしながら飲むにはこのぐらいの“~風”で良い。キャラが立ったものは、食事に困る。
筆者は、200円少々という価格から、これがレギュラーの商品なら日用の選択肢に入れると思う。つまみがスナック菓子ぐらいしかないとか、気分転換に良いと思うからだ。
とはいえ、ちょっとあなどったことを反省したのだ。
yoi2やっぱり、この「アンコウ鍋」とは相性が悪かった。

yoi3

 「手羽元の唐揚げ」「イカの一夜干し」。
ぜんぜんダメだね。やる前からわかっていましたが.....。つまり、このぐらいのエール感があるということだ。

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