ReadingDrill第12回(1)
今日からReadingDrill第12回の解説をやります。今回は設問1の「テーマ」、設問2の「主張文」の見つけ方です。前にやった「テーマの見つけ方」をまとめておきましょう。
・テーマは、主張が述べられている抽象文の中の名詞です。
・1度出てきたテーマは、右側で何度も繰り返し登場して具体的に説明されます。
・テーマが具体的に説明されるとき、テーマは代名詞化することもあります。
・テーマの抽象性が高くて良く分からないときも、先を読み進めば具体的な説明がある。
そして、先ず、簡潔に抽象的な言葉で著者は言いたいことを主張しておいて、次にそのテーマについて具体的な言葉で詳しく説明します。これが英語の論理展開(ロジック)でした。だから、段落の冒頭によく主張文が来ます。そして、その中の名詞が「テーマ」で、次にそれが何度も繰り返し出てきます。そして、「テーマ」が代名詞化することがよくあります。そう考えて、段落冒頭文を見てください。
The Irish are said to be blessed with the gift of blarney. This means that they are supposed to be skillful with speech. That is, they have a talent for using spoken language to charm people with witty conversation, exaggerated compliments, and sometimes, misleading nonsense―but always without being offensive. Blarney differs from flattery in that flattery is obviously insincere and rarely inspires trust, agreement, or cooperation in the listener.
段落冒頭文が「主張文」で、その中の名詞blarneyが「テーマ」です。なぜなら、右でそれが代名詞化してThisになってます。そして、最後の文でもう1度繰り返し出てきます。あ、the gift of blarneyのofは「同格のof」ですから、テーマを「the gift of blarney」としても同じです。次回は下線部訳をやります。
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