【講義ノート152】「fewとlitte」
■非常に多くのアメリカ人が神を信じている。
Not a few Americans believe in God.
=Quite a few Americans believe in God.
=A great number of Americans believe in God.
=A good many Americans believe in God.
後否定のところでやったように、not a fewは、notがfew(少ない)を否定しているので「多い」の意味になりました。一方、quite a fewのquite(かなり・相当)はaを強調しています。a few と few の違いは a があると「少しはある」、a がなければ「少ししかない」でしたね。その a を強調しているわけですから「相当ある」と言っているわけです。あ、littleもほとんど同じです。
■僕らには大いに望みがあります。
We have not a little hope.
=We have quite a little hope.
=We have a great deal of hope.
「ほとんど同じ」と言ったのは、上のfewもlittleも形容詞なのですが、littleは副詞にもなります。こんな具合です。
▼僕はかなり驚いた。
I was not a little surprised.
■ごくわずかの人がその地震を生き延びた。
Only [Just] a few people survived the earthquake.
■彼女の英会話力はごくわずかしか上達していない。
She has made only [just] a little progress in speaking English.
今度は逆の「ほんのわずかな」の表現ですが、こっちは簡単で、a fewやa littleにonlyやjustを付けて強調すれば良いだけです。 それでは類題を解いて見ましょう。
「ロースト・ビーフをもうちょっといかがですか?」「いただきます。でも、ほんのちょっとだけお願いします」
“Would you like some more roast beef?”
“Yes, but just ( a )(little), please.”
【第32章 否定(1)】例文=290
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This was written by
yabu. Posted on
金曜日, 6月 22, 2012, at 1:56 PM. Filed under
「ヤバイ英文法」. Bookmark the
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6 Comments
今回の期末のテスト範囲をまだ仰られていないと思うのですが、まだ未定でしょうか?
高3の三年文理です
三年文理の高3です。
期末試験の範囲が知りたいです。
教えてください。
週末を利用して期末試験の勉強を始めようと言うことですね!頑張ってください。ところで、試験範囲はまだ確定はしていないのですが、次のようにしようと考えています。
1.テキスト&問題集
仮定法(1)~(3)
疑問詞と疑問文
否定(1)~(2)←たぶん(2)までは進まない?!
2.英語問題総整理(橙色の問題集)
構文全部
3.実力問題
薮研のこれだけ英語構文から出題
来週の月曜日には発表できるようにしておきます。
部外者なのですが質問させて下さい
Quite a few Americans
いつも思っていたのですが、
few Americansなら形容詞+名詞でいいわけです
それがa few Americansになるとaってなんでしょう?
a few of Americansなら大丈夫でしょうが、ここからofが消えた形なんでしょうか?
quiteは副詞なので、形容詞のaを修飾できるのはわかります
Hardly a day goes by without my thinking of her.
このhardlyもaを修飾してるものですよね
(他の記事から借りてきました)
few peopleならわかります
今まではa few peopleとあっても、そういうものなんだとやり過ごしてきたのですが、変だなって思ってました
A great number of Americans believe in God.
a number of なのでこれはわかります
しかし、
A good many Americans believe in God.
このaはいったい何なのでしょうか?
goodを取ったらA manyですし、おかしくないですか?
複数名詞が来てるのにそれを修飾する位置にaがあるってのはどうもしっくり行かないのです
many Americans
many of Americans
good many of Americans
good many Americansなら理屈としてわかるわけですが
a lot of
a few of
a little of
a very little of
こんな感じでmanyすら一つのまとまりに感じて、
a good many (of) に行ったのでしょうか・・・
それから、
not a fewは、notがfew(少ない)を否定している
とありますが、notがなぜaを飛び越えてfewを修飾できるのですか?
Not a day goes by without thinking about you.
この文だと、notはaを否定しているように感じます
ここ(http://www2u.biglobe.ne.jp/~horumons/fewlittle.html)に、薮下の好きなブログの不定冠詞についてのおもしろい記事があります。一度読んでみてください。
a lot of→a few of→a little of→a very little of→a good many ofの流れ方は面白いですね。not a fewは、notがa fewを否定しています。fewは「少ししかない」なので、「ない」ものは否定できないのでしょう。
1グループとして数人取りだせば a few people ですし、1グループとして多数の人数を取りだして話題にすれば、 a good many people です。
ありがとうございます!
要は、a(good many people)なのですね・・・
ご紹介いただいたブログ、だいぶ参考になりそうなのでこれから他の記事も読んできます
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