【講義ノート115】「前置詞+関係代名詞」
①前置詞と名詞は仲良しだけど離ればなれになる
■彼が話をしていた女の子は僕の妹です。
The girl [whom] he was talking to was my sister.
The girl to whom he was talking was my sister.
←He was taking to her.
前置詞とは「名詞の前に置く詞(ことば)」ですから、前置詞と名詞はとても仲が良いわけです。だから、普通は関係代名詞whomだけを飾りの文頭に出してやればよいのですが、せっかく仲が良いのでto whomをセットにして「ここから飾りが始まるよ!」の記号にします。これが「前置詞+関係代名詞」です。でも、絶対にセットにして前に出す必要はありませんから、上の例文の様にwhomだけでもOKです。あ、一番下のは完全文化した飾りの文です。そして、関係代名詞thatを使ってto thatにはなりません。
②A of Bは絶対にセットになる
■彼女は猫に餌をやるために急いで家に帰った。なぜなら、その中の1匹が子供を産んだばかりったからだ。
She hurried home to feed the cats, one of which had just had kittens.
←because one of them had just had kittens.
さて、「前置詞+関係代名詞」はセットにせずにバラしてもOKでしたが、A of Bも「前置詞+名詞」ですが、それで1つの意味の塊(かたまり)なのでセット扱いになります。だからof whichだけを前に出すことはできません。そして、この例文は「コンマ+関係代名詞」ですから、前のところでやったand、but、becauseでつないで先行詞を主語にして後半文を訳出しろ!のルールに従うことに注意してくださいね。
さて、類題を解いてみましょう。
【類題】
The conditions ( ) these fine works were created were usually of a most difficult kind.【①】
①under which・・・・②of which
③which・・・・・・・・・・④to which
■その様なすばらしい作品が生み出される状況は、いつもとても厳しいものであった。
←These fine works were created under the conditions.
He devoted his life to the poor ( ) he could expect no reward.【①】
①from whom・・・・・・②from which
③of which・・・・・・・・・④from that
■何も見返りを期待できない貧しい人々のために彼は自分の人生を捧げた。
←He could expect no reward from the poor.
The president of the company, ( ) I introduced you last week, is extremely fond of modern music.【③】
①who・・・・・・・・・・②whom
③to whom・・・・・・④for whom
■先週僕が君に紹介した会社の社長は、現代音楽がとても好きだ。
←I introduced you to the president of the company.
He is the boy ( ) we spoke the other day.【①】
①of whom・・・・・・②who
③whom・・・・・・・・④that
■彼は、僕らが先日話していた男の子です。
←We spoke of the boy the other day.
He proposed some plans, none of ( ) seemed practical at all.【③】
①them ・・・・・・・・②these
③which・・・・・・・・④that
■彼はいくつかプランを提案した。しかし、どれも現実的とは思えなかった。
←None of the plans seemed practical at all.
【第25章 関係詞(2)】例文=218
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yabu. Posted on
月曜日, 5月 7, 2012, at 12:34 PM. Filed under
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