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【講義ノート55】「知覚動詞の考え方」その2

■ゴジラはガメラを殴るのを見られた。
Godzilla was seen to strike Gamera.
■ゴジラはガメラを殴っているのを見られた。
Godzilla was seen striking Gamera.
■ガメラはゴジラに殴られるのを見られた。
Gamera was seen struck by Godzilla.
さて、知覚動詞の受身です。「僕らは見た」を「ゴジラ=見られた」、「ガメラ=見られた」にするわけです。あとは、いつもなら「残ったモノはそのまま続けろ」なのですが、ツバが飛ぶという理由で省略されたtoが復活します。「受け身の時のtoの復活」と覚えてください。これで「不定詞」「現在分詞」「過去分詞」という形容詞の3つの型が出そろいました。あ、to不定詞は形容詞になるのだから、こんなのもOKです。
■ゴジラはガメラを殴っているのを見られた。
Godzilla was seen to be striking Gamera.
■ガメラはゴジラに殴られるのを見られた。
Gamera was seen to be struck by Godzilla.
strikingは現在分詞の形容詞用法、to be strikingは不定詞の形容詞用法なのだから、どちらもOKです。
それでは、類題を解いてみましょう。
The man was seen (      ) the window.【②】
①open・・・・・・・・②to open
③opened・・・・・・④opening
■その男は窓を開けるところを見られた。
She was heard (      ) out of the room.【①】
①to go・・・・・・・・②go
③gone・・・・・・・・④going
■彼女はその部屋から外へ出るところを見られた。
【第14章 不定詞(2)】

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