今までと同じパターンにハマっている「自動詞のようで他動詞」をあと3つ勉強しましょう。「会議に出席する」「弁護士に相談する」「駅に到着する」のように、やっぱり「何に」になってます。
■【に出席する】 君はその会議に毎週出席しなくてはならない。
You have to attend the meeting every week.(attendは他動詞だから前置詞to不要
=You have to take part in the meeting every week.(take part inを使って書き換えられる)
▼僕の話をちゃんと聞いてる?
Are you attending to what I am saying?(attend to Aで「Aに注意を払う」の意味に成る)
attend は中学生でも知っている基本単語。それの意外な意味や用法は必出です!
■【に到着する】 彼女は今頃はもう駅に着く頃だ。← このままでは高校入試なので仮定法にしました。
It is about time she reached the station.(reachは他動詞だからtoやat不要)
=It is about time she got to the station.(getは自動詞でto必要)
=It is about time she arrived at the station.(arriveも自動詞でat必要)
▼彼女はテーブルの上のピストルに手を伸ばした。← これが重要!
She reached for the pistol on the table.(reach for Aで「Aに手を伸ばす」)
「もう今頃は~している頃だ」 は仮定法過去で表現します。「A に手を伸ばす」 は reach out for A とも言います。なぜなら、これは reach out a hand の省略表現だからです。何かを取ろうとするときに手以外のモノは普通は使わないので省略されているわけです。for は 「ここにないもの、ほしいものを指さすfor」 だから、for A で「A を手に入れようと」 くらいの意味。
■【に相談する】 君はそのことで弁護士に相談すると良い。
You should consult a lawyer about that.(consultは他動詞だから前置詞to不要)
=You should talk to a lawyer about that.(talkは自動詞だからto必要)
▼君はそのことで彼に相談する必要はない。
You don’t have to consult with him about that.(consult with+同寮、consult+専門家)
専門家に相談する場合には他動詞、自分と同じ立場の人間に相談する場合には自動詞。だから「医者に診てもらう」 は consult a doctor となります。でも、最近では専門家に相談する場合でも「 consult with 人」を使うので、with の有無による違いは出題不可能。「talk to 人」 は 「人に話しかける」 が原義です。
それでは類題を解いてみましょう。できるかな? We ( ) the party last evening.【①】
① attended ・・・・・・・・② attended to
③ attended in ■僕らは昨夜そのパーティーに参加した。
She ( ) her bag and pulled out a gun.【③】
① reached ・・・・・・・・ ② reached at
③ reached for ■彼女はバッグに手を伸ばして、銃を取り出した。
What time does this train ( ) Nagoya?【①】
① reach ・・・・・・・・・・② reach at ③ reach to・・・ ・・・・・④ reach for ■その列車はいつ名古屋に着きますか?
point
①自動詞のようで他動詞なので、前置詞は不要
②別の自動詞を使って書き換えると、当然前置詞は必要
③自動詞として使えば「自動詞+前置詞」で全く別の意味になる
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