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構文097「動詞構文」その25「非難する①」

■彼はその事故を僕のせいにした。
He blamed me for the accident.
He blamed the accident on me.
blame には「無礼者め!と非難する」の連想記憶術がありましたね!だから blame は「非難する」の意味なのですが、他と区別するためには「人のせいにする」とか「人に責任を負わせる」と記憶するのが良いでしょう。そして、上の方の for は「事柄・関連の for 」です。意味は about とほぼ同じです。類例を挙げておきましょう。
◇その問題関してはそこまでにしましょう。
So much for that problem.
ですから、上の例文は「その事故に関して、彼は僕に責任を負わせた」が原義だと分かります。一方、下の方の on は「負荷・加重の on」で、on 人で「人に負わせる・押しつける」の意味です。これも類例を挙げておきましょう。
◇僕は自分の価値観を彼女に押しつけた
I imposed my values on her.
ですから、下の例文は「彼はその事故の責任を僕に押しつけた」が原義だと分かります。さて、ここで大切なのは、blame の目的語は人でもモノでもOKだと言うことです。言い換えると「人を非難する(=事に関して人に責任を押しつける)」でも「事を非難する(=事を人のせいにする)」でも同じ表現だと言うことですね。簡単に公式化するとこうなります。
・「blame 人 for 事」=「blame 事 on 人」=「人に事の責任をおしつける、事を人のせいにする」
【類題】
Richard and Tom admitted their mistake immediately.  They (    ) themselves for being wrong.【①】
①blamed・・・・②confessed
③denied・・・・・④said
■リチャードとトムは過ちをすぐに認めて、間違ったことに対して自らを責めた。梅花女子大
She blamed the damage on John.
=She blamed John (    ) the damage.【for】
■彼女はその損害をジョンのせいにした。関西学院大

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