語句整序問題は単純に熟語・構文・語法といった知識を問う問題と、文法的な文構造から理詰めで解く問題の2種類があります。前者は知らなかったら解けません。ですから、このタイプの問題を解くには、必要な熟語・構文・語法を記憶するしかありません。逆に、知ってさえいれば簡単に解くことができます。最近の入試問題は、センター試験も含めて問題が易化しており、この様な知識問題が多く出題されます。
一方、上位大学が好んで出題するのが後者の文法的な文構造から理詰めで解かねばならないタイプです。このタイプでよく問われるのが「①接続詞によって生まれる文の多重構造」、「②文を安定させるための後置修飾、「③語順異常で相手の気を引く倒置」、「④なくても分かる省略」の4つです。
この『これだけ語句整序 50』は、文法的な文構造から理詰め手解く問題を例題として50題集め、この4つのポイントに分けて解法を解説したものです。まだ、校正が全部終わっていないのですが、キュウべぇ君の催促攻撃が熾烈さを増してきてるので、ここにアップロードいたします。コメント投稿でバグを潰してゆきたいと考えていますので、おかしなところがあれば投稿してください。
4つに共通する手順は以下の8つです。
①つなぎ語は四角で囲む
②名詞は< >で挟む
③動詞にはアンダーラインを引いて個数を示す数字を書き込む
④動詞が取りうる文の構造パターン(文型)を考える。
⑤つなぎ語が生み出す文の多重構造を考慮する。
⑥名詞には<主語><動詞の目的語><前置詞の目的語>の機能を割り当てる。
⑦冠詞や副詞・形容詞は後回しにする
⑧文意・文脈から攻めず、理詰めで行く。
薮研の右側「PDF教材」の「これだけ語句整序50」をクリックしてみてください。
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