■僕は金八先生のような良い先生になりたい。
I want to become a good teacher like Mr. Kinpachi.
I want to be a good teacher like Mr. Kinpachi.
もし君が、将来何になるかと聞かれた場合、普通は「want to be」を使います。もし君がひどい教師で、いじめを防止するという名目で日替わりでいじめられ役の生徒を立てて、その日はクラス中でその子をいじめるようなことをしていたとして(実際にあった話だそうです)、「もう心を入れ替えて良い先生になります」と言いたいのなら「want to become」を使います。どうしてかというと、「A become B」はAからBへの劇的変化を前提とし、将来何をしたいのか問にはbecomeは不向きだからです。誰でも普通にちゃんとやりさえすれば、教師にはなれます(だから、アメリカでは教員の給料はとても安い!)。そこに劇的な変化は必要ないわけですね。一方、悪徳教師が金八先生のような良い先生になる為には、劇的な変化が必要です。だから「A become B」を使っても良いわけです。
★私の姉は獣医になるつもりです。
My sister will be a veterinarian.
テキストのこの例文も、将来何になりたいかを訊ねているのだから、becomeじゃなくてbeです。will beは普通にやっていればそうなる場合に、will becomeは劇的な変化を伴う場合に使うことを覚えておいてください。
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