■彼は頭が良いので、その問題が解けないはずがない。
He is too bright not to be able to solve the question.
=He is so bright that he can solve the question.
今度はtoo~to・・・のtoの方にnotが付いています。これを「程度」で訳すとちょっと変です。
「彼は頭が良すぎる、(どの程度)その問題が解けなくもないほど」。
ま、分からなくもないのですが、「結果」でやる方がもっと分かり易い。こんな具合です。
「彼はとても頭がよいので、(その結果)その問題が解けなくもない」。
結論として、「結果」と「程度」の両方をちゃんと使いこなせれば良いと言うことでしょう。国立大学2次試験の和訳では「程度」じゃないと和訳できない英文に下線を引いてきます。確か「英文和訳道場」にも類題があったはずです。時間を見つけてやっておいてください。今回でtoo~to、so~thatを「結果」と「程度」で訳し分ける練習はお仕舞いです。
それでは、類題を解いてみましょう。
He is so wise that he knows better.【too / to】
= He is ( ) wise not ( ) know better.
■彼は頭がよいので、そんなことをするはずがない。
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2 Comments
昨日は部活が忙しくて薮研が見れませんでした(汗)
質問です
今回はtoにnotがついていると「結果」で訳して前回はtooにnotがついていると「程度」で訳していましたが、toにnotがついていて「程度」で訳したり、tooにnotがついていて「結果」で訳す文というのはあるのでしょうか??
あったらそんな例文を教えてください!!
風林火山君!英語の勉強はいつでもできます。部活を優先してくださいね。さて、「not toは結果、not tooは程度が訳し易い」の逆はないのか、という質問ですね。答えは「言葉だから何とでもなる」です。つまり「結果」でも「程度」でも訳出は可能です。藪下が言いたかったのは、「結果」がダメだったら「程度」で、「程度」がダメだったら「結果」でやってみるくらいの頭の柔らかさが必要だと言うことです。じゃあ、練習問題を1つ付けておきましょう。「程度」と「結果」の両方で訳せるかな?
The change which these years have brought about is too remarkable to be passed over without being noticed, too weighty in its lesson not to be laid to heart.
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