学年末テストに関する投稿が一段落したので、譲歩構文に取り掛かります。これはテストには出題されないので、今は読み飛ばしておいてください。ここで、譲歩について説明しておきます。「譲歩」は歩みを譲ること、つまり人に道を譲ることです。「百歩譲って」なんて言いますよね。だから、譲歩構文とは、自分の意見や主張を押しとどめ、妥協することで相手の意見や主張を認めることです。つまり、先ず「確かに君の言うとおりAなのだが・・・」と相手の意見や主張を認めます。次に、「でも僕はBだと思います」と自分の主張を展開します。だから、AB2つの文の接続を考えると、譲歩表現は「逆接」になります。
譲歩構文のパターンは、大きく2つです。1つは「Aなのだが、しかしB」、もう1つは「たとえAであろうともB」です。譲歩構文はこの2つの内のどちらかに分類されます。では、次の様な順番で譲歩構文を講義します。
①「Aなのだが、しかしB」=「AにもかかわらずB」=「なるほどAだが、B」
②「たとえAであろうともB」=「たとえAであろうともBであろうとも、C」
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