<疑問文型>
倒置法の講義の9回目です。あともう少しです。頑張っていきまっしょい!(四国の方言です。薮下は四国の香川県生まれです)
⑨so、neither、nor+疑問文.
□方法=疑問文型(+省略)
□目的=同等な関係を強調するため
□特徴=so、neither、norで始まる文
■労働者側はストを望んではいないし、もちろん経営者側も望んではいない。
The unions do not want a strike and, of course, neither does the management.
これをよく「so+V+S」とか「neither+V+S」と書いてある参考書を見かけます。でも、これに当てはまるのはbe動詞くらいで、doやcanを上手く説明できない。その上「so+(助)動詞+主語」なんて苦しい補足が必要で、とっても見苦しいよね。それよりも、「so+疑問文」、「neither[=nor」+疑問文」じゃいけないの?!だって、この英文の省略部分を復活させると、どう見ても疑問文だよね!
・~and, of course, neither does the management want a strike.
別の例も見ておきましょう。薮下が例文を拾うのに良く行く『英文法大全』から引っ張ってきました。これも省略を復活させておきます。
■彼はそこへ行かなかったし、僕も行かなかった。
He didn’t go there, and neither did I.
←He didn’t go there, and neither did I go there.
■ドアも閉まっていたし、窓も閉まっていた。
The door was shut, and so were the windows.
←The door was shut, and so were the windows shut.
■その話は長すぎるし、文体も易しくはない。
The story is too long, nor is the style easy.
←そのまんま!省略なし!
ほらね!最後の例文は「nor+V+S」じゃ説明できないでしょ!このいい加減なネーミングのおかげで、どれだけ沢山の学習者が混乱させられたことか!!あ、neither=norですよ!興奮して、大事なことを書き忘れるところでした。
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