Skip to content

構文022 AではなくてB;not A but Bなど

接続詞butには「①しかし」と「②そうではなくて」の2つの意味があります。ここでは②のbutが使われています。
■僕はビールを1杯ではなくて2杯飲んだ。
I drank not one but two glasses of beer.
not直後の形とbut直後の形(文法的機能)は原則同じになります。
■人の価値は財産にあるのではなく、その人柄にある。
A man’s worth lies not in what he has but in what he is.
■僕は彼が貧しいからではなく、怠け者だから軽蔑しているのだ。
I despise him, not because he is poor, but because he is idle.
not because A but because Bとよく似たのでnot~because・・・というのがあります。これは「・・・だからといって~であるわけじゃない」の意味を表現できます。この2つをちゃんと区別するように!
■物知りだかといって、その人が偉いわけではない。
A man is not great because he knows many things.

10 Comments

  1. aicezuki wrote:

    ここの構文の質問ではないんですが、分詞の問題で、よく「~ing」なのか「~ed」なのかを選ぶ際に迷ってしまいます。
    どうやって見分ければいいんですか?

    月曜日, 3月 7, 2011 at 2:30 PM | Permalink
  2. yabu wrote:

    「アイス好き」君!確か君は京都地検に送検されたのではなかったですか?ま、それは置いておくとしましょう。現在分詞か過去分詞かを見極める一番簡単な方法は、「人はする・している、モノは人によってされる」です。つまり、分詞が飾っているのが人ならば「している(現在分詞)」、モノならば「される(過去分詞)」と考えることです。
    ■向こうを走っているゴジラ
    Godzilla running over there
    ■英語で書かれた本
    a book written in English
    でも、このやり方が100%上手く行くわけではありません。人がされることもあれば、モノがしていることもあります。
    ■両親に怒られた男の子
    a boy scolded by his parents
    ■日本を扱っている本
    a book dealing with Japan
    だから、「-ing」か「-ed」か迷ったときには、be動詞で結んでやって進行形や受け身の文にしてみることです。
    ・Godzilla is running over there.
    ・This book is written in English.
    ・The boy is scolded by his parents.
    ・This book is dealing with Japan.
    さらに「させる系の他動詞」ならば、「人is -ed」「モノ is -ing」になるのに注意しましょう。
    ■僕は英語に興味があります。
    I am interested in English.
    ■英語は面白い。
    English is interesting.

    火曜日, 3月 8, 2011 at 3:19 PM | Permalink
  3. ピカチュウ wrote:

    ■僕はビールを1杯ではなくて2杯飲んだ。
    I drank not one but two glasses of beer.
    の表現を
    I drank not a glasse of beer but two.
    としてはダメなんですか?

    月曜日, 7月 11, 2011 at 6:33 PM | Permalink
  4. yabu wrote:

    はい、OKです。でも、twoを言うのであれば、I drank not one glass of beer but two.の方がきれいです。

    月曜日, 7月 11, 2011 at 8:42 PM | Permalink
  5. タカハシ wrote:

    はじめまして、構文に関して質問させてください。
    Life is not a cup to be drained, but a measure to be filled.
    Life is a measure to be filled, not a cup to be drained.
    この二つの英文は意味は全く同じですか?
    上の英文はことわざだそうですが、意味がよくわかりません。
    直訳すると「人生は排水される器ではなくて満たされる秤である。」であっていますでしょうか?でも意味がよくわかりません。
    よろしければヒントだけでもいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

    火曜日, 5月 31, 2016 at 5:16 PM | Permalink
  6. yabu wrote:

    タカハシくん!この英文に使われている構文はnot A but Bですから、君が訳しているように「AではなくてB」と訳出すればOKです。でも、こんな諺は聞いたことがありません。drainが不要なものを輩出する、fillが必要なもので満たすであることを考えると、「人生は苦しみ耐えるものではなく、楽しみ享受するものだ」くらいの意味なのでしょうね。教えてもらってる先生に聞いてみてください。

    火曜日, 5月 31, 2016 at 8:53 PM | Permalink
  7. タカハシ wrote:

    お返事ありがとうございます。
    私はカイロプラクターをしていまして、患者説明ツールに
    Life is a measure to be filled, not a cup to be drained.
    と書いてあります。意味を調べようと検索したら
    Life is not a cup to be drained, but a measure to be filled.
    という文章が何件かヒットし、構文を倒置してるのかな?と考えました。
    アメリカの諺だとしているページはこちらです。
    http://www.special-dictionary.com/proverbs/source/a/american_proverb/148351.htm

    火曜日, 5月 31, 2016 at 9:25 PM | Permalink
  8. yabu wrote:

    タカハシさんのことを自分の学校の生徒だと思い違いをしてしまい、大変失礼をいたしました。おっしゃる通りで、A is not B, but C.と言っても、A is C, bot Bと言っても意味が同じです。「人生は、中身(嫌なこと)をからにすべき入れ物ではなくて、楽しいことで満たすべき計量器だ」が直訳です。それをなめらかにすると「人生は苦しみ耐えるものじゃなく、楽しみ享受するものだ」ということかなと思ったわけです。重ね重ね大変失礼をいたしました。ごめんなさい。

    水曜日, 6月 1, 2016 at 1:18 PM | Permalink
  9. タカハシ wrote:

    薮下先生、とんでもありません。通りすがりの他人の質問にご丁寧な回答、ありがとうございます。
    治療の研修で将来的に海外に行く可能性もあるため、英語の勉強を再開しました。
    貴サイトも活用させていただこうと思います。

    火曜日, 6月 7, 2016 at 12:00 PM | Permalink
  10. yabu wrote:

    お役に立てれば幸いです。海外でのご活躍を祈ってます。  

    火曜日, 6月 7, 2016 at 3:39 PM | Permalink

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*