いわゆる2重否定というやつです。
■彼らは会えば必ずケンカをする(彼らがケンカをせずに会うことなど決してない)。
They never meet without quarreling.
□彼らが会うときはいつでもケンカをする。
Whenever [Every time]they meet, they quarrel.
2つの和訳を見比べれば分かるように、文を2重に否定をすると強い肯定表現になるわけです。これに「彼らは会えば必ずケンカをする」という訳語をつけて「2重否定」と呼んでいます。withoutは前置詞ですから、直後には名詞が来ます。quarrelは動詞なので、-ingを付けて動名詞にすれば良いわけです。では、次の2重否定はどうでしょう。
■自分の祖国を愛さない者はいない。
There is no one but loves his own country.
□皆んな自分の祖国を愛している。
Everybody loves his own country.
このbutは関係代名詞です。このbutは関係代名詞that~notの意味で、先行詞に否定の意味が含まれるときに使います。このbutが使われる文はThere is~から始まるのがほとんどです。but=that~notを使って書き換えるとこうなります。
■自分の祖国を愛さない者はいない。
There is no one that[who] does not love his own country.
どれを覚えたら良いか分からないという子がいたので、■を重要構文、□をその書き換え、という様に区別しました。でも、基本的に全ての日本文を英訳する練習をしておいてください。
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