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構文019 必ずしも~というわけではない;not necessarily

ここでも先ず「部分否定」=「部分肯定」から。necessarilyは「必ずそうだ」「絶対にそうだ」という必然性の強さを表現しています。つまり程度の問題です。決して時間の問題ではないことに注意してください。
■金持ちが貧乏人より必ずしも幸せであるとは限らない。(部分否定)
The rich are not necessarily happier than the poor.
■金持ちは貧乏人よりも場合によっては不幸であるかもしれない。(部分肯定)
The rich may possibly be unhappier than the poor.
次に「全体否定」=「全体肯定」。neverには「いつであろうとも~ない」の時間も、「決して~ない」の程度も、両方とも表すことができます。
■金持ちは貧乏人よりも必ず幸せではない。
The rich are never happier than the poor.
■金持ちは貧乏人よりも不幸である。
The rich are unhappier than the poor.
この例文は「金持ちは貧乏人よりも昨日は幸せだったが、今日は不幸であり、明日はどうなるか分からない」などという時間のことは決して言ってはいませんね。だから、次の問題の正解は4です。決して2ではありません。
The rich are not (  ) happier than the poor.
1 only       2 always
3 sometimes  4 necessarily

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