Skip to content

soは「そのくらい」(構文008)

中学の時、最初に出てきたsoは「so~that・・・」構文でしたね。こんなやつです。
■その箱は僕でも動かせるくらい(そのくらい)軽い。
The box is so light that I can move it.
あれ?訳し方が違ってるんじゃないかって思いましたか?確か中学の時の訳は「その箱はとても軽いので、僕でも動かせます」だったはず!実は、この訳が間違っているわけではありませんが、soは元々「そのくらい」の意味しかなかったんだけど、最近になってveryの意味が付け加わりました。こんなやつです。
■こんなに早くに電話して、僕はとてもすまないと思っている。
I am so sorry to call you so early.
=I am very sorry to call you so early.
*toは「なぜ?どうして?」のto
最初のsoはveryの意味、2つ目のsoは「そのくらい」、いや、今電話でしゃべっているわけだから「このくらい」です。だから最初のsoはveryで書き換えてもOKですが、2つ目のsoはveryでは書き換えられません。でも、so ~that・・・を「とても~なので・・・」とやれるのも高校入試までで、大学入試になると「とても~なので・・・」では上手く行かない英語が出題されます。こんなやつです。
■この家は大きな地震に耐えられるくらい(そのくらい)には造られている。
The house is so built that it can stand a major earthquake.
ほらね!「とても~なので・・・」でやってみると「この家はとても造られているので、大きな地震に耐えることができる」になっちゃいますね。soは「そのくらい」です。そのくらいって実際にどのくらいなのかを説明してくれているのがthat以下です。だからこのthatを「程度のthat」と呼んでいます。さて、このsoが後ろに回ってthatとひっついたのが「~できるように」「~するために」です。こんなやつです。
■この家は大きな地震に耐えられるように造られている。
The house is built so that it can stand a major earthquake.
この2つの英語はほぼ同じ意味だと思って良いでしょう。これで、中学の時のso~that・・・(とても~なので・・・)が高校で習ったso that S can~(Sが~できるように)とつながっていることが分かりましたね。

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*