Skip to content

【英語の読み方 17】「toの読み方」 文頭のTo

今日から「toの読み方」を勉強しましょう。先ず、文頭のToのパターンについて考えます。Toから始まる文にはこんなのがあります。
■一日中本を読むことは楽しい。(不定詞の名詞用法 ・ことシリーズで名詞)
To read a book all day long is a lot of fun.
■疑似体験をするために、人は本を読む。(不定詞の副詞用法・何するためにのto)
To have simulated experiences, people read books.
本当のことを言うと、僕は英語が嫌いなんですよ。(独立不定詞
To tell the truth, I hate English.
■日本人にとっては、英語はただの飾りなのです。(前置詞のto)
To the Japanese people, English is just ornamentation.
toには「不定詞」と「前置詞」の2つがあります。不定詞には、中学以来お馴染みの「名使用法」「副詞用法」「形容詞用法」の3つがあるのですが、不定詞が名詞を飾る場合には必ず2語以上の長い飾りになるので、「飾られる名詞to~」の様になって、絶対に文頭には出てきません。だから、文頭にあるのは、不定詞の名詞用法と副詞用法の2つだけです。
■今日読む本(不定詞の形容詞用法)
a book to read today.
3つ目のTo tell the truthの類(たぐい)の表現は「独立不定詞」と呼ばれていて、一種の慣用表現だと考えてOKです。「独立不定詞」についてはここで一度説明しています。是非、参照しておいてください。
一番下のToは「前置詞のto」で、薮下がいつも「指さすtoだから右矢印(→)」と言っているやつです。例文も、日本人を指さして「日本人にとって見れば」の意味を表現しています。
文頭にToが出てきたら、そのToは4つのパターンの内のどれなのかを、いつも考えるようにしてください。次回は「名詞用法」についてもっと詳しく勉強しましょう。

 

さて、ここからはどうでも良いことなのですが、薮下はたい焼きが好きで、大須にある「銀のあん」に良く行きます。そこのカスタードクリーム入りのたい焼きは絶品です!一度お試しあれ!あ、話題にしたいのは「銀のあん」じゃなくて、その斜め向かいにある「漫画空間」という喫茶店です。テレビ(ナニコレ珍百景)でも紹介されたことのある、その筋では有名な店らしいのですが、その看板に書いてある英語が間違っています。この店に馴染みのある子は、教えてあげてくださいね。
■漫画を書いてみましょう。お試しコースはフリードリンク込みで2500円です。
Try making manga comics.  Trialcourse for drawing manga comics is 2500 yen (free drink included)!
→Try making manga comics.  A trial course for drawing manga comics is 2500 yen (free drink included)!
おそらく「お試しコース」はisで受けているところから判断すると1回2500円のはずですから、A trial courseの様に冠詞aが必要です。それにtrialcourseという単語はありません。「漫画を描く」はdraw manga comicsなのですが、漫画好きの外国人が、日本に来た思い出に、自分の描いた漫画を本にしてくれるサービスがあるのなら、make manga comicsでOKです。ここら辺は、店のマスターに尋ねてみないと分かりませんがね。
この漫画喫茶は「読める」だけではなくて「描ける」空間を提供している、日本初の店だそうです。漫画に造詣が深いマスターが若い漫画家を育成するために始めたらしく、その趣旨にマスターのロマンを感じますね!是非、店を成功させて欲しいと願っています。

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*