【講義ノート87】「付帯状況」は講義済み!
■彼は腕を組んで私たちの正面に立っていた。
He stood in front of us with his arms folded.
付帯状況については「付帯状況のwithって何?①」や「付帯状況のwithって何?②」で講義済みです。付帯状況のwithは「with+何を+どの様にして?」か「with+何が+どの様にされて?」と考えると簡単だと言うことが①に、「付帯状況のwith」と「付帯状況分詞構文」とは結局は同じモノなのだ!と言うことが②に書いてあります。忘れた子は参照してみてください。
例文についてコメントしておくと、「何を+どの様にされて?」だから、「彼の腕が+(彼によって)組まれた状態で」がオマケに付いているのですね。そして、例文を付帯状況分詞構文にすると、こんな具合になります。
▼彼は腕を組んで私たちの正面に立っていた。
He stood in front of us, his arms [being] folded.
「, -ing」の付帯状況分詞構文になってますね!普通はbeingは省略します。なぜなら、beingも分詞でfoldedも分詞だから、「ダブル分詞」になってしまい気持ち悪いからです。ま、良く分からない子は「付帯状況のwithって何?①」と「付帯状況のwithって何?②」を参照してください。あ、学校が始まると、ブリブリ短くなっちゃいましたね!ごめんね!
【第20章 分詞(2)】例文174
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yabu. Posted on
水曜日, 1月 11, 2012, at 5:08 PM. Filed under
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3 Comments
実力テストの大きな3番の解き方は
どういう解き方がいいか
具体的に教えてください。
C510Y君。現在、薮下の手元に実力試験の問題がありません。明日、問題を見てコメントします。でも、長文の解き方の質問だったら、薮下は現在担当しているA、Bクラスで長文の読み方を全部説明するのにほぼ2年かかりました。見取図の読み方から始めて、「英語を読むためのルール16」に1年、「英語のロジック」に1年使っています。ですから、すぐに会得できて、魔法のように正解にたどり着けるような解き方はありませんよ。「英語を読むためのルール16」と「英語のロジック」は薮研のPDF教材の「ルール16、前置詞など」にアップロードしてあります。一度、目を通して見てください。
三中氏君!あ、薮下氏君って可笑しいですよね。三中氏でよろしいですか?では、三中氏。初投稿を歓迎します。でも、質問がとても漠然としていて、三中氏が実際にとんな英文に手こずっているのだが分かりません。できれば、実例を挙げて質問してください。そして、言葉のルール、言い換えると英文法の中に「確実に分かる方法」はありません。ルールに当てはまるものよりも例外の方が多いくらいです。
例えば、国立大学の下線部訳の問題で、「andが何を繋いでいるか」見極められるかを試しているのがたくさんあります。 andって、結構難しいのですよ。あ、知っておくと便利なルールに「and、but、orの直前にコンマ(,)があれば、文がそこで大きく区切れる」というのがあります。
■その泥棒は素早く音もなく行動した。
The thief moved quickly and quietly.
■運転手は車をコントロールしようとしたが、木に衝突した。
The driver tried to control the car, but it crashed into a tree.
コンマ(,)は日本の点(、)と違って、文をそこで分断する大きな力を持っています。だから、and、but、orの前にコンマ(,)があると、その直後に新しく文が来ることが多いのです。でも、これも「確実に分かる方法」ではありません。例外だらけです。薮研の「英文和訳道場」をやればandが結ぶものをある程度見分けられるようになりますよ。あ、まだ42講全部は完成してはいませんが・・・。
次に、OC関係の見分け方ですが、「SVOC」について講義すると、多分1週間くらいかかります。ですから、三中氏が手こずった英文を書いてきてください。
最後に、コメントには字数制限はありません。おかしいですね。ちょっと調べてみます。何か分かったらお知らせします。
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