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悪魔の語法(動詞編42)「火傷をする」「怪我をする」

■僕は料理をしていてヤケドをした
I got burned while cooking.
■僕は昨日運動会でケガをした
I got injured in the sports meet.
burnは「火傷させる」、injureは「ケガをさせる」の意味で、両方とも「させる系」の他動詞です。だから「僕は自分の指を火傷させた」とか「自分の足をケガさせた」の様に使います。こんな具合です。
僕は料理をしていて指をヤケドした。
I burned my finger while cooking.
僕は運動会で足をケガした。
I injured my leg in the sports meet.
「させる系」の他動詞は「人is -ed」のパターンにハマります。忘れた子はここを参照してみてください。「人is -ed」で表現するとこうなります。
■僕は足をヤケド(ケガ)した。
I was burned on my leg.
I was injured on my leg.
普通なら「人is –ed」は状態を、「人get -ed」は変化を表します。こんな具合です。
僕は早起きするのに慣れている。(状態文)
I am used to getting up early.
君はすぐに早起きするのに慣れるだろう。(変化文)
You will soon get used to getting up early.
でも、burnやinjureの場合はちょっと違います。
■僕は料理をしていてヤケドをした
I got burned while cooking.
I was burned while cooking.                                                                          両方とも「ヤケドをした」の変化文になってますね。「ケガをする」も同じです。
■僕は昨日運動会でケガをした
I got injured in the sports meet.
I was injured in the sports meet.
これはどうしてかというと、病気やケガのことを言う場合、「治った」と言わない限りは、前に「ヤケドをした」ならば「今もヤケドをしている」状態を暗示しているからです。同様に、前に「ケガをした」ならば今も「ケガをしている」状態を暗示しています。させる系には「感情のさせる系」が多くて、「興味を持たせる」とか「満足させる」などがあるのですが、「火傷させる」や「ケガをさせる」は数少ない「身体のさせる系」です。

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