山下智久が出る大手家電メーカのコマーシャルで、Impossibleの「I」の後ろにアポストロフィを入れてI’m possibleにするのがありますね。「不可能」を「可能」するといいたいのでしょうけれども、あれでは英語習得は不可能です!possibleは形式主語のItを主語に取りますが、人は主語には取りません。つまり、モノ主語にはなるが、人主語にはならない形容詞です。これ、ポイントです。
■僕にはそれができます。
It is possible for me to do it.
I can do it.
I am able to do it.
だからas slowly as possibleを省略なしで表現するとas slowly as it is possible for you to speakになります。for人 to~は一学期にやった「ことシリーズ」の基本形ですね。これが真主語でItを受けてます。can = be able toですからcan doはam able to doになれますね。これで構文007で「できるの意味を人主語で表すか、モノ主語で表すかの違い」と言ったのが分かりましたね。さて、逆に「~できない」の表現はどうでしょうか?
■ぼくにはそんなことできません。
It is impossible for me to do it.
I cannot do it.
I am not able to do it.
I am unable to do it.
否定の接頭語「餡蜜(あんみつ)はいいですの(un-、mis-、in(m)-、dis-、non)」をpossibleに付けてimpossibleにすれば「不可能だ」の意味に成ります。またam able toの否定は、「am not able to」、「am unable to」の2通りが可能ですね。ついでにもう1つ「できる」の意味の形容詞を覚えておいてください。それはcapableです。
■僕にはそれができます。
I am capable of doing it.
■僕にはそれができません。
I am incapable of doing it.
ofは「関連のof」です。ですから、原義は「僕はそれをやることに関して、能力・才能がある」です。possibleやcapableは高校英語です。さあ、これでヤマピーが間違っているのが分かりましたね!
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