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have+過去分詞の2つの用法(構文049)

「英文法基礎のキソ」ばかりを更新して、なかなか「これだけ英語構文」が先に進みませんね。でも、have+過去分詞が分からなくて英語が読めない子が多いので、あと1回だけ足踏みをさせてください。
「have+過去分詞」と言えば、中学までは「現在完了」でした。それが、いきなり高校になって「完了不定詞」だ「過去が表せないときのhave+過去分詞」だと言われて、わけが分からなくなる。これじゃあ混乱して当たり前です!
◇have+過去分詞の2つの用法
①「現在完了」と「実現できなかったことを悲しむ」表現
②「過去が表せないときの過去」の表現。
まず、①は中学の時習った「完了」です。助動詞がからまなければ「現在完了」、意図・願望の助動詞と一緒になると「やってしまうつもりだったができなかった」です。②は「ちがいない」の助動詞mustや「みたいだ」の助動詞seem toの後ろで「だったに違いない」とか「だったみたいだ」などの過去が表現できないときに使うhave+過去分詞です。
◇had+過去分詞の2つの用法
①「過去完了」
②「過去より古い時間(大過去)」の表現
ついでに、had+過去分詞もやってしまいましょう!これにも2つの用法があります。①の過去完了についてはここで説明しました。②の過去より古い時間(大過去)は先回の『seem toも助動詞』のところの例文で出てきましたね。
■彼女は怒っていたようだった。
It seemed that she had been angry.
「みたいだ」思っていたのは過去形でseemed、彼女が怒っていたのはそれよりも古い時間だから大過去のhad been になっているわけですね。これで第49構文はお仕舞いです!

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