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『システム英単語』改訂新版の連想記憶術をアップしました!

『システム英単語』改訂新版の連想記憶術を、PDF教材の「システム英単語連想記憶術」のところにアップロードしました。当初、PDFファイルにする予定はなかったのですが、たくさんの子(主に浪人生)から「印刷してトイレに置いておきたい」という要望が寄せられましたので、それに応じることにしました。また、新高1の確認テストで英単テストをやるのですが、範囲が100個ずつですから、新入生諸君は今の内に覚え始めると良いでしょうね。あ、『システム英単語』改訂新版は学校で購入しますから、個人では買わないようにしておいてください。
単語の覚え方ですが、『システム英単語』の見出し単語の下にある余白に、1日100個ずつ、連想記憶術を書き写してください。おおよそ1時間くらいで終わります。そして、書き写した記憶術にもう1度目を通します。これで1日の作業は終わりです。これを繰り返すと、第3章までやるのにたった2週間しかかかりません。このやり方で第1章から第3章までどんどん記憶術を書き写します。この1回目の作業で、大体半分から3分の2の単語が頭に入ります。2回目は、まだ覚えられない単語に印をつける作業です。同じように、3回目、4回目と繰り返してゆき、印の形を変えてゆきます。5回目くらいでほぼ1685個の単語が頭に入っているはずです。
ポイントは一度にたくさんの単語を覚えるようにすることです。どうせ人間の記憶には限界があって、覚えてから1時間後には約半分忘れてしまい、1日経つと30%くらいしか頭には残りません。だったら、1回にたくさん頭に入れた方が得です。そして、何度も繰り返すうちに頭に残る割合が増えてくるので、2回目からが本番だと思ってやってください。本当に覚えたかどうか心配になって、100個までのところを何度も繰り返したりしてはダメですよ!忘れることを怖がらずにどんどん先に進むことが大切です。
『システム英単語』の一番の売りは、第5章の「多義語のBrush Up」です。ここからかなりの割合が模試や入試に出題されるので、第1章から第3章までの暗記と同時進行で、この第5章を読んでください。中学生でも知っている単語なのに意外な意味があるものが集まっています。
そして、現在薮下がやっているのが、第4章の記憶術の収拾です。面白い語呂合わせを思いついたら是非コメントをしてくださいね。君たちからの応募を心待ちにしていますよ。

3 Comments

  1. thirdbaseman wrote:

    初めまして。どこで質問していいのかわからずここで質問させて下さい。
    Forestの名詞構文の説明で足りないと感じて名詞構文について調べていたのですが、詳しい説明がされていて、とても助かりました。
    それで少し疑問に思ったのですが、講義ノート181の所に『自動詞は受け身にはならないので、by himが「意味上の主語」になることはありません』とあるのですが、講義ノート182の所には『(文)の動詞が自動詞で、それを名詞表現にするとき、③(文)の主語が人称代名詞なら「意味上の主語」は指示代名詞の所有格か「by+代名詞」』とあります。
    これはどういうことなのでしょうか?
    それと、他動詞の名詞構文に意味上の主語を付けるときは、所有格を付ける場合とbyを使う場合の2つがありますが、この2つの使い分けはどうしたらいいのでしょうか?基本的にどのような場面でも自由に使っていいのでしょうか?それとも何か制限がありますか?
    よろしくお願いします。

    土曜日, 3月 30, 2013 at 11:27 AM | Permalink
  2. yabu wrote:

    三塁手(third baseman)さん!ご指摘ありがとうございました。これは薮下のボンミスで、同じ形式の説明を繰り返したかったので、コピペをして必要な箇所を書き直したのですが、「by+代名詞」を削除し忘れておりました。そうしないと、講義ノート181の内容と祖語を来すことになりますよね。謹んで削除、訂正させていただきました。
    さて、意味上の主語の「所有格」と「by+(代)名詞」の使い分けですが、どちらも正しい表現で、意味内容の違いはありません。大学入試レベルの英語では、どちらを使ってもかまいません。でも、相違点をあえて指摘すれば、「by+代名詞」はとても子供っぽい稚拙な表現なので、教養のあるネイティヴ・スピーカーならば十中八九「所有格」の方を使います。
    ⊿彼が新しいウィルスを発見したこと
    his discovery of a new virus←一般的
    the discovery of a new virus by him←稚拙な表現
    あ、「by+代名詞」は幼稚ですが、「by+固有名詞」なら大人の表現になります。
    ⊿山内博士が新しいウィルスを発見したこと
    the discovery of a new virus by Dr. Yamauchi
    どうしてかというと、「所有格」よりも「by+名詞」を使う方が、「意味上の主語」が強調されるからだと思われます。だから、by Dr. Yamauchiとやると「新しいウィルスを発見したのは他ならぬ山内博士なのですよ!」くらいの意味が表現できます。でも、by himだと行為者を強調しているにもかかわらず、情報としてはあまり意味のないhimが来ているので、なんだかとってもアンバランスな感じがしてしまうわけです。
    三塁手さん(third baseman)!また変なところを見つけたら、遠慮なくコメントしてくださいね。薮研の精度は君たちに支えられています。皆で良いreferenceにしてゆきましょう!

    日曜日, 3月 31, 2013 at 10:22 AM | Permalink
  3. thirdbaseman wrote:

    解答ありがとうございます!
    「所有格」と「by+(代)名詞」は特にどちらでも構わないのですね。
    「by him」が不自然な理由もよく理解出来ました。
    丁寧な説明でとても助かりました。
    ありがとうございました!

    水曜日, 4月 3, 2013 at 4:39 AM | Permalink

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