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butの用法(構文013)

butは中学の時に「しかし」「だが」「けれども」の意味の接続詞だと習いましたね。高校英語では、それ以外の大切な意味を習います。それが前置詞のbutです。but Aで「A以外」「Aを除いて」「Aの他には」の意味に成ります。
■水の他には何もなかった。
There was nothing but water.
■隅っこにあるのを除いて、僕は全ての灯りを消した。
I turned off every light but one in the corner.
■彼女は上から2番目の子ともだ。
She is the oldest child but one.
最後の例文には、構文013で使われたものと同じ「but one」が入っていますね。but oneで「1人を除いて」の意味です。だからこの例文は「彼女は1人を除いて一番年上だ」が原義です。さて、次のbutも「Aを除いて」の意味です。
■水がなければ、僕らは生きてはゆけないだろう。
But for water we couldn’t live.
forは「理由・原因のfor」です。次の英文を見てください。
■霧のお陰で、まったく何も見えなかった。
I couldn’t see anything for the fog.
「理由・原因のfor」を使って、for Aで「Aのために」「Aが原因で」「Aのお陰で」の意味を表せる。だから「but for A」で「Aのお陰を被ることがなければ」、「Aの恩恵がなければ」の意味にばります。同じ意味の書き換えでこういうのもありましたね。
■水がなければ、僕らは生きてはゆけないだろう。
If it were not for water, we couldn’t live.
itは「状況のit」、for waterは「水のお陰」でしたね。だから、この英語の元の意味は「もし今の状況が水のお陰を被ることがなければ」となります。

2 Comments

  1. RJ wrote:

    短くまとめてあってとても解りやすいです!!
    読み返せるので授業よりためになるかも。。。。

    土曜日, 1月 15, 2011 at 11:03 PM | Permalink
  2. yabu wrote:

    よかった!大いに利用してくださいね。質問は「Anytime will do.」ですよ!

    日曜日, 1月 16, 2011 at 5:39 AM | Permalink

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