■一緒に齢(よわい)を重ねよう!
Let’s grow old together.
A get B も A grow B も両方とも「AはBになる」の意味で使えるのですが、get は「今、そうなりつつある」の意味でがあって、変化の起点にポイントが置かれています。だから、「今、まさに暗くなりつつある」とか「今、見る間に顔色が変わって、怒りで赤くなる」などの表現には打って付けです。こんな具合に進行形で良く使います。
▼外はだんだん暗くなった。
It was getting darker outside.
だから get old と言うと、相手の姿に老いの兆候を見つけて 「お前、老(ふ)けてきたな」 の意味に成ります。大体の場合が、人の顔を見て「しわが増えてきたな」とか「白髪が目立ち始めたな」などの時に使います。こんな具合です。
▼お前、最近老け込んだな。
You seem to be getting older recently.
だから、巷で放送されているリクルート社の「ゼクシー」のCMはおかしいんですよね!早く誰か指摘してあげてください。一緒に齢(よわい)を重ねて行くのであれば、「成長するようにゆっくりとA は B になる」の意味の grow を使わないといけません。リクルート社にもCM作成会社にもネイティヴはいるでしょ!なぜ、晒(さら)し者にしておくのでしょうね?!あ、日本人にとって英語は、所詮ただのお飾りで、言っても仕方がないと思っているのでしょうかね。だったら、ブリブリ悲しいことです。
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