Skip to content

文頭のto不定詞

次の英文は去年の早稲田大学ー教育(文科系)大問Ⅰに出てきます。不定詞は今週授業で勉強しましたね!「ことシリーズで名詞」か「ETで形容詞」か「はみ出しtoで副詞」かを考えてみてください。この英文が設問6の根拠文になっています。この不定詞が分かれば早稲田に合格します。
For the British to be ashamed of their imperial history, they would have to know about it and to understand both the worst excesses of imperial violence and the simple daily injustice of imperia rule.
ヒントをあげます。for me to goが「私が行くこと」なら、for the British to be ashamedは「英国人が恥ずかしがること」です。あ、「ことシリーズで名詞」なら「こと」になりますが、この早大の英語は「こと」でしょうかね?考えてみてください。
wouldは「もしかすると」「やろうと思えば」「できることなら」でしたね。ここでは「できることなら」がピッタリです。赤本はwouldが訳出できていません。この和訳では京大には合格できません(笑)。
andが作る対称形をちゃんと考えると、1つ目はhave to knowと[have] to understandが結ばれていること、2つ目はA of Bが結ばれていることが分かりますね。
the worst excesses of imperial violenceのA of Bは「大英帝国の暴力が引き起こした最悪の過ち」、the simple daily injustice of imperia ruleのA of Bは「大英帝国支配下で行われていた日常的な不正義」くらいの意味です。「Bの持つA」「Bに所属するA」の意味の「所有格のof」ですが、意訳するとこうなります。あ、赤本の和訳がまた間違っています(笑)。愚かにもsimpleを「単純な」と訳出していますね。相変わらず赤本の解説者はレベルが低いです。
文頭のtoですから、飾られる名詞がないので「ETで形容詞」の可能性はありません。だから「ことシリーズで名詞」か「はみ出しtoで副詞」かのどちらかです。分かった人は投稿してください。

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*