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needの使い方(3)

さて、「私の家は修理する必要がある」の内容で、my houseが主語の英文がもう1つ書けます。こんな具合です。
My house ・・needs・・ to be repaired.
・・・S・・・・V・・・・・・O
英語の問題を解くときに一番良く使う文法事項は何かと問われたら、薮下は間違いなくこう答えます。それは「人はする」、「モノは人によってされる」です。
日本語は勝手にそう「なる」の言語ですから、自分がコップを割っておきながら「あ、コップが割れた」と平気で言います。でも、英語は「する・させる」の言語ですから「君がコップを割った」「コップは君に割られた」と言います。日本人にはこの「コップは君に割られた」という発想にとても違和感があります。でも、英語はこの「モノは人によってされる」がとても頻繁に出てきます。
「私の家は(by them=業者によって)修理される必要がある」も同じ発想です。ここで活躍するのが「受け身のことシリーズ」です。こんな具合です。
My house is repaired by them.
(私の家は彼らに修理される。)
for my house to be repaired by them
→my house(‘s) being repaired by them
that my house is repaired by them
(私の家が彼らに修理されること)
ことシリーズの基本表現と比べてみてください。
I go there.
私はそこへ行く。
for me to go there
my going there
that I go there
私がそこへ行くこと。
-ingのことシリーズは「私が」をmyという所有格で表現しました。同様にmy houseも所有格my house’sで良いのですが、いちいち「’s」をつけるのは面倒なので省略します。
そして、主語がmy houseですからfor my houseは情報がダブるので省略します。また、by themは情報として価値がないので不要です。ちゃんと不定詞を使って、「まだやってないこと」をやる必要があるになってますね!
まとめておきます。
<人主語で一般動詞need>
I need to repair my house.
→Do I need to repair my house?
→I don’t need to repair my house.
<人主語で助動詞need>
I need repair my house.
→Need I repair my house?
→I needn’t repair my house.
<モノ主語で一般動詞need+「修理」>
My house needs repairing.
→Does my house need repairing?
→My house doesn’t need repairing.
<モノ主語で一般動詞need+受け身のことシリーズ>
My house needs to be repaired.
→Does my house need to be repaired?
→My house doesn’t need to be repaired.
これでneedの使い方は全部です。あともう1つ英検や受験に頻出の表現があります。
I had [got] my house repaired.
私は自宅を修理してもらった。
これはneedではなく使役動詞have、getの用法なので、「使役動詞」のところで説明します!

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