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「させる系の他動詞」について

In the history of civilization advances in practical invention undoubtedly preceded progress in the theoretical knowledge of the phenomena concerned with such practical invention.
昨日、解説を載せておいた九大の問題の中に、concernedという過去分詞が出てきましたね。これは授業でもやった「過去分詞から始まる後置修飾」です。こんな具合でした。
■英語で書かれた本
a book written in English
これは関係代名詞を補うと分かりやすいですね。
a book which is written in English
問題文も同じ様に関係代名詞を補ってみましょう。
■そんな実用的発明に関連している現象
the phenomena which is concerned with such practical invention
ここで「あれ?」っと思った人がいたと思うのですが、is concernedは「be+過去分詞」の受け身なのに「関連している」という進行形の訳語がついてますね。これ変じゃないですか?!中学の時もこんなのがありましたね。
■彼女は長く歩いたので疲れていた
She was tired after a long walk.
これも受け身なのに状態進行形の日本語が付いています。実はこのtireやconcernは「疲れさせる」や「関係させる」という「させる」で終わる動詞なのです。これを薮下は「させる系の他動詞」と呼んでいます。これについて、ここで説明していますので参照してみてください。あ、これは「させる系の他動詞①」ですから、⑥まで読んでおくと力がつきます。「ヤバい英文法」の見出しの下の方に「無生物主語構文」があって、そこに「させる系の他動詞①~⑥」が特集されています。

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