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させる系の動詞⑥

このシリーズは⑤で終わる予定でした。でも、嬉しいことに中学生からたくさん質問をもらいました!その中で、今回は皆で共有したら勉強になりそうな話題を1つ取り上げます。
<質問>
先生は「受け身なのにbyが来ない」と書いてますが、近所で英会話を教えている外国人の先生に訊いてみたら、I am surprised by your clothes.でもオッケーだと言ってました。この先生は間違っていますか?いつも面白くない冗談ばかり言う先生で、あまり信用できません。
<回答>
あはは!冗談が面白くないのと、教えている内容の信頼性とは全く関係がありません。それに、この外国人の先生の言う通りで、byを使う場合もあります。これは僕の経験則なのですが、atの代わりにbyが使えるみたいです。こんな具合です。
⊿僕はあんたの着てるモノにはいつもビックリしている。
I am always surprised at your clothes.
I am always surprised by your clothes.
atは「一点」が基本的な意味です。だから、時の一点、言い換えると時計の文字盤の一点はatで表現します。こんな具合です。
⊿7時に迎えに行きます。
I’ll come and get you at seven.
それが「一点集中のものすごいエネルギー」になることがあります。虫眼鏡で焦点を合わせると、火がでますよね!これが一点集中のエネルギーです。だから、atには大きな「」があるのです。
⊿おぼれる者はわらをもつかむ。
A drowning man will catch at a straw.
catchは「動くモノを捕まえる」の意味の他動詞ですから、普通はcatch a strawで「わらをつかむ」の意味になります。atは要りません。でも、おぼれている人は必死で何かにつかみかかろうとします。そのエネルギーがatなのです!
atは「緊張」を表すこともあります。緊張すると身体にが入ります。驚いたりショックを受けたりすると、身体にグッと力が入ってかたまりますよね。そんな時にatがよく使われます。こんな具合です。
⊿彼女はその知らせに驚いた。
She was shocked at the news.
この「緊張のat」がbyになることがあります。fromやinについては次回説明します。

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