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Vintageはクソ参か?!(7)

68 Tom (   ) there yesterday, but we didn’t see him.
①might be・・・②may have been
③should be・・・④must have to be
過去の内容であることに注目
yesterdayに注目すれば、問題文は過去の内容を述べていることが分かる。文意が成立するのは②may have beenだけ。①のmightは現在や未来の推量を表すので不可。
これがSection27の「may have done(したかもしれない・であったかもしれない)」に分類されている問題です。あ、doneは一般動詞ですから、「~したかもしれない」の意味になりますが、be動詞のmay have beenじゃないと「~だったかもしれない」の意味にはなりません。このような説明の甘さが無用な混乱を招きます。ま、これはどうでも良いのですが、これと一緒に扱われるはずの「may(するかもしれない・であるかもしれない)」がSection19まで戻らないといけないのはなぜでしょうかね。
彼は今夜ここに来るかも知れない。
He may come here tonight.
彼は昨夜ここに来たかも知れない。
He may have come here last night.
なぜこの2つのSectionが離ればなれになっているのでしょうか?薮下にはさっぱり分かりません。それに、この2つは両方とも「現在の内容」を説明しています。だって「~かも知れない」と今思っているのですからね。だから「問題文は過去の内容を述べている」という説明は間違っています。そうじゃなくて、過去の内容を表したくても表せないということです。こんな具合です。
彼は今夜ここに来る。+「かも知れないと今思ってる」
He comes here tonight.+「かも知れないmay」
=He may come here tonight.
「今夜ここに来る」も「かも知れないと思っている」のも今のことだから時間にズレがないのでcomesをそのまま原形のcomeにすればOKです。では次のはどうでしょうか。
彼は昨夜ここに来た+「かも知れないmay」
=He may came here last night.(×)
過去形cameの前に助動詞mayを入れたいのだけれど、助動詞の後ろは原形だから、上の「今夜来るかも知れない」と区別がつきません。「昨夜来た」という過去を表したいのだけれど表せない。こんなときに「過去が表せないときのhave+過去分詞」を使います。こんな具体です。
彼は昨夜ここに来たのかもしれない。
He may have come here last night.(○)
このようなわけで、「するかもしれない」と「したかもしれない」の2つを同じSectionで扱わないのは薮下には納得ができません。

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