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Vintageはクソ参か?!(4)

今回も、いいずな書店が出してる「Vintage」の説明について考えます。
58 How (   ) you speak to me like that! 駒澤大
①might・・・②do
③dare・・・④may
助動詞dareも、原則として否定文と疑問文で使われる。
「S dare not do=Sは~する勇気がない」(否定文)
「Dare S do~?=Sは~する勇気がありますか」(疑問文)
助動詞dareは本問のように、How dare S do~?の形でよく出題されることがほとんどで、「~するとはずうずうしいにもほどがある / ~するのは厚かましすぎる」という非難や驚きを表す。
入試で出題されるdareは「How dare S do~?」だけじゃなくて、「dare not 原形」というのもよく見ます。こんな具合です。
He dare not (   ) to her.          明治学院大
①to complain・・・②complain
③complained ・・・④complaining
彼を不必要に傷つけるような提案を、私たちはあえてする気はない。  名城大
We ( dare  ) not suggest something that would unnecessarily hurt him.
あ、名城大の問題はVintageの著者が桐原書店から前に出していた問題集から引っ張ってきたものですけどね。結局、dareが助動詞だと分かっていればいいのです。まさか、canの使い方を説明するのに、いちいち「 can はS can do、Can S do?、S cannot do、How can S do?などの形になる」なんて説明はしませんよね。それに、dareは肯定文でも普通に使います。こんな具合です。
多分彼の言うことが正しいのだろう。
I dare say he is right.
さらに言うと、どうでも良いことなのですが「~の形でよく出題されることがほとんどで」の日本語は変です。「~の形でよく出題される」か「~の形で出題されるのがほとんどだ」かのどちらかにしないといけません。なんだか全部が変ですね。

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