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英語って、主語がなくてもいいんです!(5)

先を読んでみましょう。
Just a little change
Small to say the least
Both a little scared
Neither one prepared
Beauty and the Beast
最初の歌詞の主語が何だか分かりますか?今までは「美女と野獣」と「愛」でしたね。でも、それでは上手くゆきません。覚えてますか?省略で一番多いのはit isとthere isだったよね。忘れた子はここを見直しておいてください。
It is just a little change
It is small to say the least
They are both a little scared of the change.
Neither one of them is prepared of the change
Beauty and the beast
ほらね!It isを補えば上手くゆきます。省略がよく分からないときは、it isかthere isを入れてみることです。このItは直前の文の内容を指しています。こんな具合です。
すぐに、どちらかが(どちらかを)好きになる。
Then somebody bends unexpectedly.
それは本当にちょっとした心の変化。
It is just a little change.
次の歌詞もIt isの省略なのですが、itが指しているのは今の文に出てきたthe little changeです。もちろん「変化」というのは「相手を好きになること」です。to say the least of it は「控えめに言っても」が原義ですが、要は強調です。「あの子、控えめに言っても美人」=「あの子はとてもキレイ」ということです。
それはとても小さなこと。
It is small to say the least.
A is a little scared to Bは「AはBをちょっと怖がっている」です。to以下は省略されてますが、やっぱりthe little changeに対する気持ちを言ってるのが分かります。そして、「あ、好きになっちゃった?!どうしよう?!」という感情は「恐怖」じゃなくて「当惑、心配、戸惑い、慌てふためき」辺りの日本語が良さそうです。
二人とも慌ててしまう。
They are both a little scared of the change.
A is not prepared to Bは「AはBに対する心の準備ができていない」です。でも、ラブ・ソングですから「好きになるとは思わなかった」が良いでしょう。
どちらも相手のことを好きになるなんて思ってもいなかった。
Neither one of them is prepared of the change.
どうですか?こうして和訳すると、ちょっとラブ・ソングっぽくなってきたでしょ!
ちなみに、人生は唐突に終わりますから、その時になって慌てたりしないように、今ちゃんとやりたいこと(犯罪を除く)をやってくださいね!あ、田原さん!頑張って。石破さん!応援してます。

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