ABCくんからの質問
<質問>
ワンウェックス5の「人に何かをしてほしい表現」の授業が終わりきらなかったのですが答えをのせてもらえますか?
<回答>
ABCくん!了解しました。第1講「準動詞の頻出問題」の「5.人に何かをして欲しい表現」は1から5までが範囲です。こんな問題でしたね。
1. We expected him ( ) by noon.
A. to come B. coming C. come
2. I advised him ( ) back at once.
A. to come B. coming C. come
3. His illness compelled him ( ) indoors.
A. to stay B. staying C. stay
4. We persuaded her ( ) on a picnic.
A. to go B. going C. go
5. Bad weather forced us ( ) off the picnic.
A. to call B. calling C. call
ここは「人to~」を従える動詞ばかりを特集してますから、答えは全部Aが正解です。注意して欲しいのは問題文の和訳で、特に3と5はモノ主語ですから、そのまま日本語にすると変になります。こんな具合です。
1.僕たちは彼が昼までに当然来るだろうと思っていた。
2.僕は彼にすぐに戻ってくるように助言した。
3.彼の病気は彼が家にいることを強制させた。
4.僕らはピクニックに行くように彼女を説得した。
5.悪天候は僕らにピクニックを中止させた。
3と5はこのままでは日本語が崩壊しています。そこで、次のことを考えてモノ主語を人主語に直します。
①モノ主語は「~のために」とか「~のおかげで」のような「理由・原因を表す副詞」にする。
②モノ主語は「する・させる+何に+どのようなことを」の第5型の文型を取る。そして「何に」が人だったら、それを主語にして訳しなおす。
③「訳しなおす」というのは「モノが人に何かをさせる」から「人は何かしなくてはいけなくなる」にすることを言う。
3.病気のせいで、彼は家にいなくてはならなかった。
5.悪天候のおかげで、僕らはピクニックを中止しなくてはならなかった。
このような「モノ主語の訳出テクニック」は国立大学2次試験の下線部訳でよく使います。ちゃんとできるようになっていてください。薮研のここにも出てきます。参考にしてください。
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