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村上君からの質問

<質問>
Reading Drillの最新記事について質問します。先生が進研模試の解説をしてくれてるやつです。
今回は選択肢の正誤を判別します。
カMany scientists proved that electronics confuse animals’ magnetic sense.
ここまで読んできて、電子機器が鳥たちのコンパス(磁気感覚)を混乱させることは分かってます。問題は、それが科学的に証明されたのかどうかでしょうね。だから、ここはthat節をザックリとマーカにしようと考えます。ま、本文に出てこない可能性もありますが、many scientistsはマーカにはなりませんからね。
先生は、先ず全ての選択肢からマーカを抽出して、それから本文に取りかかるように授業で言ってます。でも、この記事を読むと、選択肢からマーカを抽出する前に、すでに本文をある程度読んでることになりませんか?つまり、本文を「ここまで読んできて」からのマーカを抽出してませんか?これはいつも先生が言ってることと矛盾します。納得のゆく説明をお願いします。
<回答>
村上君!!これはなかなか鋭い質問です。君は頭がいいですね。まったく薮下の説明不足で、とても反省しています。
英語の内容一致問題には2つのタイプがあって、「ストーリの展開と設問の順番が一致するタイプ」と、そうじゃないタイプです(以後は「一致タイプ」「不一致タイプ」)。センター試験の大問6は大半が「一致タイプ」で、設問1の根拠文は第1段落、設問2の根拠文は第2段落、という具合でストーリと設問がコラボしてました。最近は「不一致タイプ」が増えましたがね。
件(くだん)の進研模試の問題は「一致タイプ」ですから、選択肢全部からマーカを抽出しなくても、先ずのマーカを抽出し、本文を読んでマーカがヒットするまで読み進んで根拠文を探し、見つかったらの正誤を判別します。それから、選択肢のマーカの抽出に取りかかっても問題ありません。
だから、自分が受験する大学の内容一致問題が「一致タイプ」か「不一致タイプ」かを先ず調べることがとても大切なことです。進研模試の選択肢も、アとイをの正誤を判別した時点で「一致タイプ」だと気がついたので、薮下はストーリを読み進みながらマーカを抽出したわけです。

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