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ヤバイ英熟語・takeのまとめ(3)

あれからまた、沢山のコメントをもらいました。ブログに全部載せられなくてごめんなさいね。でも、勉強のやり方で悩んでいる子が多いことが分かって、薮下はちょっとビックリしています。あ、何か他に必殺技があるのか?という質問も沢山もらいました。
真面目で不器用な子ほど、勉強の仕方で失敗します。決して頭が悪いわけではないのに、真面目に「あれもこれも」やろうとして勉強が進まないのです。そんな子には、薮下の「爆即」が良く効きます。つまり、「あれかこれか」に分けてしまうのが良いのです。
例えば美誠社の「英語の構文150」をやろうとします。この本のは、左は「基本例文」とその「解説」、「類例」、場合によってはその「発展」で構成されています。右は練習問題で、「短文解釈」、「短文英作文」、そして入試問題から抜粋した「中文解釈」と「長文解釈」の4題構成になってます。「構文150」は往年の名著で、薮下も昔使っていました。が、最近改訂されてからは英語の構造を「図解」するのは良いのですが、解説がほとんど削られてしまい、生徒には不評です。つまり、「構文150」を理解するために別の構文集が必要なわけです。
ま、それは置いておいて、勉強の要領が悪い子は、1回目からこれを全部やろうとします。つまり、「基本例文」を覚えて、「解説」を読んで、「類題」を訳して、「短文解釈」、「短文英作文」、「中・長文解釈」まで全部やります。その意気込みは買うのですが、これではやっぱり1冊終わるのに5年はかかります。どうしてかというと、1セットを全部やるのに大体5~6時間は必要でしょう。すると、だんだんやるのが嫌になってきて、多分三日で挫折します。でも、不器用だけど真面目ですから、また最初からやり始めます。それを何度も繰り返すから5年です。
そうじゃなくて、勉強は「爆即」させるのがコツです。1セットを30分くらいに抑えなくては「爆即」とは言えません。そこで、セット内容を減らすことを考えます。つまり、1回目は先ず「解説」を読んで、次に「基本例文」を日本語を見ながら3回書く。そして類題は読むだけでお仕舞い!これで「爆即」します。ね!これだと簡単でしょ!そして、1日にやる「基本例文」の数を10くらいにします。そうすれば、だいたい20~30分です。すると、土日の復習日を別にして、3週間くらいで1回目の150個が終わります。次に、2回目も「基本例文」を3回英作するのですが、前に1度やっているので要領よく進みます。そして、2回目はこの「基本例文」の「爆即英作文」3回と右の「短文解釈」だけをやります。3回目も「爆即英作文」と「短文英作」、4回目も「爆即英作文」と今度は「中文解釈」、5回目も「爆即英作文」と「長文解釈」を組み合わせてやるのです。2回目以降は1日にやる基本例文の数を20にして、第4回目に「中文解釈」と「長文解釈」を一度にやれば2ヶ月で「構文150」は完了です。あ、必殺技の話はまた今度にします。

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