薮下研究室

－White Belg;ホワイトベルグはチープなHoegaarden;ヒューガルデンか？－
「ゼロの探求」を２回やったところでちょっと休憩。今回はホワイトベルグを取り上げます。これは第三のビールのカテゴリーの中では異色の存在です。ベルギーのホワイトビール、ぶっちゃけ、有名なヒューガルデンを模したというか、そのオマージュかと思われるような製品です。ヒューガルデンというのは、小麦麦芽を加えて作る上面発酵ビールで、コリアンダーシードやオレンジピールを添加してあるため、柑橘のような甘いさわやかな香りが鼻腔に心地よい、という特徴を持っています。歴としたビールですが、上記添加物のため分類は発泡酒となっています。
以前、アサヒが「世界ビール紀行　ベルジャンエール」という大変優れた製品を出しており、筆者はこの時ははまりました。期間限定だったのが惜しまれてなりません。今回はサッポロが生み出した、しかも第三のビールで。これはおもしろい。（実際にはもう何度も飲んでいるのですがね）。
泡がよく立つっ！ちょっと不自然な泡のような気もしますが、テンションが上がります。この泡結構持ちますね。まずまず良くできています。色はベルギーのホワイトビールとは違います。これは酵母が入っていないため、白濁しないから。至極当然です。香り、なかなか良いです。「本物」に比べるとオレンジピールの臭いが目立っているかなあ、まあ、でも、コリアンダーシードだって似たところあるし。いずれにせよ、香りに関しては、使用目的からすれば合格です。味、甘みがあります。コクはないですが、第三のビールです。これでいいです。
食事と一緒に、普通に夕食を食べながら飲むには、ヒューガルデンよりイイです。普段使いにmy favoriteです。
すくなカボチャの天ぷらと大変よく合います。この相性、とてもイイですが、実はチェダーチーズとの相性が．．．．チェダーのニガ味が時々突っ込んできて、絶妙なコンビネーションを感じます。
タカトシのトークのように。
・Toshihiro Kanenobu
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