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今日のハッピーアワー(2)

-アタマと黄金は使いよう-
黄金と書いて“こがね”と読みます。糖質offを選びました。これは第三のビールのカテゴリーにあるもので、他の数多ある第三のビールと同様の素性を持ち、他と一線を画すほどの特徴はありません。しかーし、しかしね、これの優れた点が2つあるのです。ひとつは、値段が安いということです。一本80円しません。2つ目は、アロマが良いという点です。
Gold(1)写真は、注ぎ方に工夫があるので、泡が立っていますが、この黄金の泡は大粒ですぐに消えてしまいます(第三のビールによくある特徴です)。色も薄く味も薄く、ビールの匂いがついた炭酸水のようです。添加したアルコールの苦みのようなものが後味に残ります(これも第三のビールにありがちです)。
まずビール好きは好んでこれを選ばないでしょう。言うまでもなく、ビール単体として楽しめないからです。
では、なぜ今回これをチョイスしたか?
それは、“ビール単体”で飲まないからです。
Gold(2)今晩はこだわりのインドカレー、コリアンダー・クミン・カイエンペッパーが効いています。
こういうのに黄金は向いています。本当はタイ料理にぴったりだと筆者は思っていますが…、ちょっと都合があって…。
黄金は味がチープ(だって値段がチープだし)ですが、上記の特徴から、キンキンに冷やすとそれなりにおいしく飲める。知っている人はイメージしてほしい。タイの代表的ビールsingha-beerに氷を入れて飲む(南国ではよくある)、あんな感じなんです。singhaって、ライトで、日本の大手メーカーの
ビールになれた身には、ずいぶん頼りないですよね。
Gold(3)さて、気持ちよくのどを潤しつつ、カレーを大変おいしくいただけました。
スパイスがきいた、香りの強い料理と一緒にいただくのが良いです。プレモルなんぞでは、こうはいきません。邪魔になるので。
・Toshihiro Kanenobu

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