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be動詞が助動詞だって?!

「受け身の文は何文型ですか?」という質問を何人かから受けましたので、ここでまとめて解説しようと思います。学校英文法では受け身を次の様に教えます。
■その会議は1年に2回開かれる。
The meeting is held twice a year.
・・・S・・・V・・・M
■彼女は彼氏から本をもらった。
She  was  given  a book by her boyfriend.
S・・・・V・・・・O・・・・M
■壁はミニラに白く塗られた。
The wall is painted white by Minilla.
・・S・・・V・・・C・・・M
これは3つとも「be+過去分詞」が1つの動詞だという考えに基づいています。ま、2語以上が群れをなして1つの動詞の機能を果たしているものを「群動詞」、あるいは「句動詞」と考えることはあります。ところが、驚くことに学校英文法では「be+過去分詞」のbe動詞を助動詞」と見なしているのです!ここですでに論理破綻を来しています。なぜなら、助動詞の後ろは原形にならないといけないのに過去分詞がくるのですからね!
さらに、同じ「be+過去分詞」なのに、is heldは第1文型で使う自動詞になれる、was givenは第3文型で使う他動詞になれる、is paintedは第2文型で使う自動詞にもなれると言っているのですから、これはもう豚は空を飛べるし、海にも潜れるし、豚カツも作れると言っているのと同じです。僕らはこんな変な学者の詭弁に付き合う必要は全くありません!
どうやって考えるのが現実的なのかは次回のお楽しみです。

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