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aboveの覚え方(5)

なぜこんな絵になるのでしょうか?
ま、それは置いといて、cloudが数えられるのが面白いですね。昔の人は、空を見上げて雲を数える余裕があったのでしょう。現代人は労働生産性とか業務効率を上げるのに躍起になってますからね。あ、労働生産性とか業務効率という詞は「工場で行う分業」から生まれた工業用語です。職人が全行程を1人でやるのは効率も悪いし生産性も低い。そこで何人かで分業して専門性を上げて行けば効率よくなってたくさん作れると考えたのですね。でも、その結果、僕らは機械の歯車になってしまい、物づくりの喜びを味わうという幸福を感じられなくなってしまいました。僕らは西洋の作った枠組みを何でも有り難く頂戴する変なクセがあります。鈴木孝夫は『言葉のちから』の中で、島国の日本は外国に攻め込まれたことがなくて、アメリカに占領されたのも7年だけなので、外国文化を押し付けられた経験がない。さらに遣唐使、遣隋使、出島で自発的に外国文化のいいとこ取りをやってきたので、外国文化を有り難いものだと思い込んでいる、と言ってます。

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